イケない女

 

 

ちょっと話は飛んでしまうんだけど、
葉月はなかなかイケない女なんだ。

って、突然どーした?って感じだな。(笑)

 

葉月はなかなかイケない。
しかも、おまんこの中でイッたことはない。

このことはずっと前からの、そして今も継続している葉月のコンプレックスで、
今の葉月を形成した原因でもある。

こんなエロサイトを運営していて、変態行為やエロ行為三昧で、
そんな葉月が実はおまんこでイッたことがないっていうのはつい最近までカッコ悪くて言えなくて
自分のサイトでちゃんと告白したのはこれが初めてかも知れない。

 

イケないだけじゃなくておまんこの中はほとんど感じなかった。
まぁ多少は気持ちいいんだけど、それ以上にならない。
葉月はずっと、自分は不感症なんだと思っていた。
これ、ホントにそう思っていたんだ。
だって挿入しても感じないんだもの。

クリでならイケるけど、それも時間がかかるし環境にも左右される。
そういうことなのでセックス(挿入という意味での)でイッたことがない。

好きな人との密着感とか、入れてもらってる幸福感はもちろんあるので
イケなくてもそれでいいと思っていた。
「苦痛」ってことじゃないしね、元々行為そのものは好きなので
エッチすることは嫌いじゃなかった。

でも、イケない。

 

自分がイケないことも不満だったけど、
そのうちに相手にも悪いと思うようになった。
普通の男性は女性がイクことで達成感があるんだろうってことはわかる。
葉月は相手の人にその達成感や満足感を与えてあげられない。
せっかくエッチしてもらってるのに申し訳ない。

エッチの最中に「イッていいよ」なんて言われると、
「あぁ、アタシがイクのを待ってるんだ」って思って
もうその時点で葉月は「ごめんなさい」モードになってしまって快感も遠のく。

だから葉月はエッチをする前には(というか誘われた時点で)
「私はおまんこでイケないので気にしないでくださいね」
なんて断りを入れてから「それでもよければ」ってことでコトに及んでいた。

 

エッチの前にこういう告白をすると、
「よぉ〜し、それならオレがイカせてやる!」
みたいに張り切ってガンガンやってくれる人もいたけれど、
痛くなってきちゃって余計に全然感じない。
揚げ句の果てに「ダメだな、こりゃ」なんて言われたり、
「普通の女ならこれだけやればイクんだけどな」なんて言われちゃったりして、
もーそれで葉月は全身ガックリ「ごめんなさい」モード。

葉月の「どうせアタシなんか」的な部分が形成されてきたのには長い歴史がある。(涙)

 

初めてバイブというものを使った時にも、葉月はすっごく期待してた。
バイブを使って女の人が気持ちよさそうにしている画像や映像は何度も見たことがあったし、
こういう「そのための道具」だったらいくら「おまんこ不感症」の葉月だって
きっと気持ちよくなれるに違いない!

そう思い込んでいたんだけど、
実際は全然ダメだった。
なぁ〜んだ、これなら指で独りエッチした方が気持ちいいや。

 

今だからこそ、こんな告白ができるけど、
当時の葉月には大問題で、それを誰にも相談できずに人知れず悶々としていた。

「このまま女としての喜びを知らずに葉月は女を終わっちゃうのかぁ」

鏡の中の、もう若くない自分の姿を見つめながら「そんなのはイヤだ!」って思ったのが
そもそも今の葉月がこういうことをしている始まりだ。

おまんこで感じないということでどんな暗い過去があったのかというのは
語り出したら3ヶ月くらいかかるのでやめておくけど
葉月にとってこれはかなり切実で重大な問題だったわけだ。

 

だから葉月は気持ちよくなることに対して凄く貪欲だし、
そのためだったら何でもするって勢いで突っ走ってきた。
普通のことをやっててもダメなんだったらもっと刺激的なことをすればいいのかも?
って思ってSM的なことに興味を持ったっていうこともある。

リュウさんも葉月のおまんこのためにいろいろ頑張ってくれたけど、
葉月はおまんこでイクことはできなかった。
これはリュウさんがヘタだったんじゃなくて、葉月のおまんこがイケないおまんこだったからだ。
たぶん、当時は何をやってもダメだったんだろうと思う。

 

それが、最近になってから...っていうのはここ2年くらいの間かなぁ。
「いつから」っていう明確な時期はないんだけど、
少しずつだけどおまんこで気持ちよくなれるようになってきた。

愛人さんにしてもらったり、テクニシャンさんに遊んでもらったり、
いろんなやり方でいろんなセックスを体験することで葉月のおまんこが気持ちよさを覚えてきた。

「イケないならイカないことして遊びましょう♪」
って言って、愛人さんは葉月の気持ちを楽にしてくれた。

「イケなくたって気持ちよければいいじゃないですか」
ってテクニシャンさんは爽やかに笑いながら言った。
「そっか。気持ちよかったんだからいっか♪」
って、本当に気持ちよくしてもらえたので素直にそう思った。

気持ちよくなるためのお道具もいろいろ覚えた。
何も知らないで買った一番初めのバイブは、葉月の体には合っていなかった。
今の葉月は自分が気持ちよくなるためにどういうお道具がいいのかって大体わかる。
それもいろんな人といろんな使い方を試してきたからだ。

 

もちろん、だんだん気持ちよくなれるようになってきたのは「行為」だけのためじゃない。
いろんな人と話をしたり、好きになったりドキドキしたり、
そういう精神的な影響もあったんだと思う。

 

葉月はもっと気持ちよくなりたいと思ってたし、
「もしかしたらアタシでも気持ちよくなれるかも?」っていうような気もしてた。
リュウさんとお別れすることになった時、
今度は葉月をもっと気持ちよくしてくれる人と付き合いたいなって思った。

だけど、自分がどういう風にされたらもっと気持ちよくなれるのか、わからなかったんだ。
もっと気持ちよくなったことがないから、どうされればそうなるのかがわからない。
どういう人だったら葉月を気持ちよくしてくれるのか、
どういうタイプの人だったら? どういう嗜好の人だったら?
それもわからない。

 

ご主人様タイプの人なのか、友達っぽく付き合える人なのか。
葉月は、タイプなんてどうでもいいと思った。
葉月を気持ちよくしてくれる人だったら好きになれると思った。
実際今まで葉月を気持ちよくしてくれた人のことは全部大好きだし信頼してる。
先に好きになっちゃって後から気持ちよくしてくれない人だったってわかるのは辛い。
気持ちよくしてもらってからその人のことを好きになる方が簡単だ。

って書くとなんだか凄く冷めてると思われるかも知れないけど、
本当はね、そんなに簡単なことでもないんだけどね。

でもパートナーの最重要条件は「葉月を気持ちよくさせてくれる人」だって思っていたことは事実だ。

 

愛人さんがテクニシャンさんを葉月に紹介してくれたのは
「葉月ちゃんはもっといろんなセックスを経験した方がいいと思った」
からだと後から聞いた。
「ただ『回数』ってことじゃなくて、ちゃんとした人にちゃんとしたエッチをたくさんしてもらわないと」
表現は違ったと思うけど、こんなような内容のことを言われた。
確かに葉月はいろんな意味で経験不足だったんだ。

縛られたこともある、外で裸になったこともある、いろんな変態行為をしたことがある。
だけど、肝心な部分で...一番基本的な部分で、
経験が足りなくてわからないことだらけだった。

 

全員とお試しプレイなんて、いろんな弊害が出てくるだろうなってことはなんとなくわかってた。
またヤリマンだって批難されるんだろうなって思った。
惚れっぽい葉月が複数の人を好きになっちゃうかも知れないなってことも予想できた。
目茶苦茶なことやってるなっていう自覚もあった。

だけど、自分が感じるためにどうすればいいのかわからない葉月にとって、
みなさんにお試しプレイをしてもらうことは必要なことだったんだ。

自分本位だってことはよくわかってる。
でも、こんな目茶苦茶なルールのゲームに「おもしろそうじゃないか」って乗ってくれる人がいたら
葉月はこんな感じにくい体だけど、
体ひとつでぶつかっていく覚悟だった。
「何か」を教えてもらうために。

 

たぶん、満足したことのある女性なら、こんなこと思いもしないんだろう。
きっと葉月のやってることなんて理解できなくて批判的な気持ちにもなるんだろう。

葉月がイケない女だから、どうしてイケないのか自分でもわからない女だったから、
こういうことになっちゃったんだと思ってる。
自分の女としての賞味期限がそんなに長くないってこともわかってる。

今では「おまんこでイク」ってことにそんなに固執はしてないんだけどね。
でも、自分のことをヘロヘロに気持ちよくしてくれる人に
愛されたかったし愛したかった。

 

葉月は本当に真剣だったんだ。

 

 

 

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