GWのお出かけ 1

 

 

 

ゴールデンウイークだと言うのに、どこにも出掛ける予定がない葉月を、
啓太さんが誘ってくれた。

なんとなんと!
お仕事を1日お休みしてくれて、「丸一日デート」をしてくれるって。

夜遊んでもらうことが多い啓太さんと丸一日デートって、
出会ってから2回目じゃないかなぁ?(うきき♪)

 

蔵人さんに「啓太さんに遊んでもらってきまーす♪」とメールして、
葉月は春の遠足気分で啓太さんとの待ち合わせ場所に向かった。

 

 

朝8時にファミレスで待ち合わせ。
天気もよくて行楽日和だ。

ファミレスで、啓太さんと一緒にモーニングを食べる。

「こんな時間に一緒にモーニング食べてるなんて、
アタシ達ってまるで昨日お泊まりしてきたみたいだよね。うひひ♪」

葉月はそう言いながら店内をキョロキョロする。

お泊まりしたと思われるのが嫌なんじゃなくて、そう思われたい。

「そうなんです、アタシ達ってお泊まりしちゃう仲なんです。
年の離れた姉弟みたいに見えるかもしれませんけどね」

っていう心理。

誰かがそういう目で見ててくれないかなぁ?と期待したんだけど、
興味津々の嫌らしい目で葉月達を見ている人は誰もいなくてガッカリ。

我ながらアホである。

 

啓太さんはなんだかリラックスモード。
このゆったりした朝の時間はとても気分がよくて、
いつものように2人でダラダラとおしゃべりを始めてしまった。

1時間くらい経って、

「それじゃそろそろ行こうか」

ってことになった。

 

今日の行き先は決まってる。
ずっと前から行きたかったSMルームのあるホテルに行くことになっていた。

そのホテルは「マキシム」

 

葉月はマキシムのオーナーさんとは面識はないんだけど、
ずっと前からのちょっとした知り合いで、メールでのやり取りはある。
裏葉月からもホテルがオープンした時からリンクをさせてもらっている。

ずっと行ってみたかったんだけど、場所が所沢なのでなかなか行く機会がない。
蔵人さんとは電車移動で駅近で会うことがほとんどだし、
啓太さんとは夜会うから所沢まで行ってる時間がない。

啓太さんもマキシムのことは知っていて、「行ってみたいね」って以前から話をしていたので、
この機会に連れて行ってもらうことになったのだ。

 

啓太さんの車に乗せてもらって所沢方面に向かう。

「道、わかる?」

「わかると思う」

葉月も地図を見てきたけど、そんなにわかりにくい場所じゃない。
まぁ多少迷ったとしても啓太さんと一緒ならそれも楽しい。

 

車が発進してすぐに、

「行って入れなかったら残念だからちょっと電話してみる」

と言って、ホテルに電話をかけてみることにした。

電話をかけると女性が出て、お部屋は今なら空いてると教えてくれた。
マキシムは予約もできるらしいけど、どんなお部屋があるのかわからないので、
予約はしないでとりあえず行ってみようと思った。

 

「じゃぁ、これから伺いますね。
それで、えーっと、あの〜〜、今日はオーナーさんはいらっしゃいますか?」

って葉月は聞いてみた。

「おりますが…、何か?」

「何か?」と聞かれて「うわ、どーしよー?」と思った。
いらっしゃるならご挨拶できるかなと思って聞いてはみたものの、
その先のことを考えていなかった。
自分のことをここでどう名乗っていいのかもわからない。

「あの…、私、サイトからリンクをさせて頂いている者なんですけど、
もしオーナーさんがいらっしゃるのならご挨拶だけでもさせて頂こうかなぁと思って…。」

なんだかそんなようなことをシドロモドロで言ったような気がする。

「そうですか。それではお待ちしております」

サイト名を聞かれるでもなく、
事務的にそう言われて余計なことを言っちゃった雰囲気になっちゃった。

 

電話を切ってから啓太さんに大笑いされた。

「はぁ〜〜、なんでアタシ、こんなに緊張してんだろ?あはは」

「入れそうだって?」

「うん、大丈夫そう」

 

そして車は所沢方面にまっしぐら。
啓太さんとの楽しいドライブだ♪

最近は別々の車で会うことが多かったので、
啓太さんの車に乗せてもらうのは久しぶりだった。

 

「なんか、この連れ去られる感じがいいなぁ」

「連れ去ってるわけじゃないじゃない(笑)」

「うん、そうなんだけどね。
蔵人さんとはいつも駅で会って蔵人さんの後をついていくって感じだから、
車に乗せられて連れてかれるっていうの、なんか新鮮なんだよね」

「あはは、そうか」

それと今日は、こんなに早い時間から会ってるし、
お出かけ気分で浮かれてるっていうこともある。
(お出かけ気分と連れ去られるのは全然違うけど。笑)

 

「あ、そうだ。啓太さん、あのねー。葉月今日、お願いが1つあるんだー。」

「なに?」

「お友達の雅ちゃんがやっている『奴隷ノ穴』っていうブログが3周年でね、
『穴祭り』っていうのをやってるの」

「穴祭り?何それ」

「えーっとね、穴関係の写真をお祝いに投稿するっていう企画なの。
穴関係の写真っていうのは、
自分の穴に何か入れたとことか、穴のある道具を使って何かするとか、
何でもいいんだけど、
とにかく穴じゃなっくちゃダメなの。」

「あははは、そうなんだー。」

「雅ちゃんのお祝いだから今年も何か画像を送りたいんだー。
で、啓太さんに穴画像撮ってもらおうかと思って」

「いいよ。おもしろいじゃない、穴画像」

 

そんな話や、他にもいろんな話をしているうちに、
道路が空いていたこともあって所沢はもうすぐだった。

 

 

 

GWのお出かけ2

年下のプレイボーイINDEXに戻る

裏葉月メニューに戻る