公式発言

 

 

 

 

ずいぶん長い間、そんな状態が続いて、
最後には啓太さんが葉月のお腹の上に出してくれた。

 

あ、そこに出すならお口に欲しかったのに…!
って思って、葉月は慌ててしゃぶりつこうとしたんだけど、

「こら。何やってんだよ」

って頭を押さえられる。
口をパクパクしてジタバタしてるのに頭を押さえられて前に進めない葉月。
我ながらマンガのようだ(笑)。

 

ふえーん。(T_T)
いいじゃん。
まだ先の方にちょっと残ってるかもしれないじゃん。

 

もらえなかったので、
仕方がないから体にかかったのを指ですくい取って舐める。

そんな葉月を見て啓太さんは「あーあ。」って飽きれた顔してたけど、
蔵人さんも啓太さんと同じように「とほほ」な顔するんだよね。
わからないかなぁ?この女性心理。

 

啓太さんはさすがに疲れたみたいで、ベッドの上にドサッと横になってたけど、
その時に

「やっぱ、熟女をイカすのは難しいわ」

って呟いてた。

 

「え?熟女って、葉月のこと?」

「そう」

「あははは。そんな風に思ってたんだぁ。
でもアタシがイケないのは熟女だからじゃないよ。前からずっとだもん」

熟女なんじゃなくて、熟してないからイケないんだよって思った。

 

 

「あ、そうだ!」

って、啓太さんが大変なことを思い出したように言った。

 

「なに?」

「お尻に入れるの忘れてたー!」

「あ、そうだったね。そのためにプラグ入れてきたのに」

「そうだぁー、忘れてたぁ!ごめん」

「いいよいいよ、気持ちよかったんだから(笑)」

 

 

それからしばらく、ベッドの上でまったりお喋りした。

この時の話で一番印象に残っているのは、
「葉月って、啓太さんの何?」
っていう話。

 

「蔵人さんは葉月の『保護者』ってことになってるんだけど、
葉月は蔵人さんにとって何なのかってことは、何も言われてないんだよね。
嗜好品みたいだってのは前に言われたんだけど」

「ふーん」

「啓太さんにとって、葉月って何?
愛人っていうのともちょっと違うよね。
この前は『浮気相手』ってことだったんじゃなかったっけ?」

「そうだっけ。浮気相手っていうのもねー、なんかねー」

「何でもいいから何か肩書き欲しいなー。」

「肩書きねぇ。それじゃぁ…」

「何?葉月は啓太さんの何?(ワクワク)」

 

オナニーの道具、って感じかな?(笑)」

 

「おおおオナニーの道具ぅ?それ、公式発言?」

「うん♪」

「裏葉月に書くよ?啓太さんの公式発言として」

「いいよ。そういうことにしといて♪」

「そ、そう…。
オナニーの道具かぁ…ぶつぶつ(○`ε´○)」

 

不満そうな顔はしてたけど、
「年下男のオナニーの道具にされる自分」っていうのは結構萌えポイント高いんで、
啓太さんのその公式発言にまんざらでもない気分になっていた。

 

 

そんな話をしていたらフロントから電話がかかってきて
「あと少しで宿泊タイムになります」って言われたので、
慌てて服を着て、慌ててチェックアウト。
車二台で来てるから、駐車場でお別れだ。

 

「今度はちゃんとお尻に入れるからね」

「うふふ。うん。」

「それじゃ、また来月ね♪」

って言いながら、啓太さんは葉月にいつものキスをしてくれた。

 

え?
来月?

啓太さんとは「お互いにしたくなってお互いの都合があった時に」って思っていたので、
「次いつ」ってことを言ってもらったことなんて今までなかった。

 

なんだか凄く嬉しい!
来月会えなかったとしても、この時点で「来月もまた会いたいな」って思ってもらえたってことで、
その気持ちがメチャメチャ嬉しかった。
「約束」ではなくて、「また会いたいな」っていう気持ちの表れだと葉月は受け取った。

 

啓太さんは意識してなかったと思うけど、
この月は蔵人さんが忙しくて、蔵人さんとお付き合いを始めてから初めて、デートできない月だった。
「来月」会えるのかどうかも何も言われていなかった。

そんな時だったので、啓太さんの何気ない「また来月ね」の一言が、
葉月は迂闊にも涙がこぼれそうになるくらい嬉しかった。

 

 

啓太さんに会うと、いつも「遊んでもらった」っていう気持ちになる。
凄く「楽」で、凄く楽しい。

 

今日は正式な「肩書き」ももらったし、本当に楽しかった。
啓太さん、いつもありがとう。

 

 

 

 

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