ゆっくりおいで

 

 

 

「啓太さんのチンコ入れて欲しい!」
ってちゃんと言わないと、入れてあげないよ!

 

前日の夜にこんなメールをもらってドキッとしてしまう葉月。

あー、ダメだ。
葉月はこういうノリに免疫がないのですぐにドキドキしてしまう。

 

おちんちんのことを「チンコ」なんて言ったことないよ。
「チンコ入れて」なんて、言葉でおねだりできるんだろうか…。

チンコ…チンコ…啓太さんのチンコ入れて…。

声には出さないけど、
口の中でモゴモゴ練習をしてみる葉月。←バカ

年下男の軽い一言に真剣に悩んじゃうところが、なんとも情けない。(とほほ)

 

 

デート当日、しばらくお尻を使ってない葉月は、
啓太さんに会う前に少しアナルプラグを入れておくことにした。

 

「今日、お尻のLプラグ持ってきちゃったよ。後で入れてみる。」

って啓太さんにメールすると、

「俺、自分で抜きたいから入れたままでお風呂に入ろうね!」

って、おぃ。
そう来たか!

葉月は
バスルームで四つん這いになって啓太さんにアナルプラグを抜いてもらってる自分の姿を想像して
「ヤメテー!(T_T) 」
な気分になる。

年下男の一言一言に翻弄されるワタシ。

 

 

啓太さんとの待ち合わせは、細かい場所も時間も決めない。

二人とも車で動いてることが多いからってこともあるんだけど、

「大体○時頃に○○の辺りでってことで」

ってことだけ決めておいて、後はその時の状況でどこかで落ち合う。

この日も前の日のメールでは「いつもの駐車場のところ」って話をしていたのに、
啓太さんが予定よりも早くお仕事が終ったからっていうことで、

「某ファミレスでコーヒー飲んでるから」

ってことになった。

 

そのメールを見て葉月は大慌て。
仕事を中途半端に片づけて、そのファミレスに車を飛ばす。

 

「今○○○だから、到着は半くらいになりそう」

っていう葉月のメールに

「ゆっくりおいで」

などと返信されてしまった。

 

ゆっくりおいで…?
最近は完全に「姉さん的な扱い」を忘れられている。

悔しいけどこういう扱いに不快な感じはまったくしない。

蔵人さんだったらこういう場面ではきっと、
「慌てないで大丈夫ですからね」とか「ゆっくりでいいですよ」とかって返信くれるんだろうな。
だけど実は葉月はこういう子供扱いされるのも嫌いじゃなかったりするんだ。

 
啓太さんの声

啓太さんを30分待たせたところで葉月はファミレスに到着した。

 

「お待たせしましたー!」

「あ、どーも」

 

啓太さんに会うのは3ヶ月ぶりくらい。
お互いのいろんな都合が噛み合わなくてなかなか会えなかったんだ。

お茶だけしてすぐにホテルに向かうつもりが、久々に会ったこともあって話し込んでしまい、
気がつけば1時間半もお喋りをしていた。

 

話が途切れた時に啓太さんが、

「そろそろ、行く?」

って言った。

 

え?
行く?

行くってのは、もちろんエッチしにホテル行くってことだよね?

あー、ダメダメ。
姉さんは緊張してきました。

 

そもそもエッチしにこの場に駆けつけてきたというのに、いざその時になるとドキドキする。
処女じゃあるまいしこんなところで躊躇してたらカッコ悪いと思って、
できるだけ平然を装って

「うん♪」

って答える。

だけどこの時葉月は、
お喋りしている時には忘れていたお尻のアナルプラグのことを急に意識してしまって、
お尻がムズムズしていたんだ…。

 

ファミレスの駐車場で「どうする?」って話になった。
いつもは車を置いておける駐車場に葉月の車を置いて、啓太さんの車でホテルに行って、
それでまた駐車場まで葉月を送ってもらってたんだけど、
それをすると啓太さんの家までは遠回りになっちゃうので毎回申し訳ないなぁって思ってた。

 

「二台でラブホに乗りつけちゃう?そしたら啓太さん、真っすぐおうちに帰れるよね?」

「たまにはそうしてみる?」

 

ラブホに別々の車で入るなんて話、聞いたことない。
なんか、新しい感じがした(笑)。

葉月が先に走って、啓太さんの車が後についてくる。
うー、啓太さんの車で連れ去れられるのもドキドキするけど、
これはこれでワクワクして楽しいぞ。

 

葉月は赤信号で啓太さんを取り残さないように気をつけながら、
もうすっかり暗くなった道を、ホテル方面に車を走らせたのだった。

 

 

 

 

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