クリスマスの恋もどき4

 

 

さて、この後、せっかく赤いカーテンの素敵なお部屋にいるので、
クリスマス用の写真を撮ろうってことになった。

三脚立ててカメラをセットして、
葉月はサンタの帽子を持ってきていたので、それを被ってちょっと撮影。

 

でも、撮影だけのつもりがまたしたくなってきちゃって、
結局「サンタ犯される」の撮影になってしまった。

カメラのことなんか忘れてエッチしちゃってるというのに、
カメラの方は30秒おきにシャッターがおりるように設定してあるので
エッチの様子が連写されてた…。
(恥ずかしー!)

 


あっ…、撮影だけだったはずじゃ…


あぅあぅあぅぅ〜〜〜…


ふぅ〜〜、ふぅぅ〜〜〜…


・・・・・・(撃沈)

 

それから身支度をしてお部屋を撤収したんだけど、
葉月はフロントにあった綺麗なクリスマスツリーのところで
どうしても写真を撮ってもらいたかったので、
服を着ないで全裸にコートだけ羽織って、荷物を持ってフロントに向かった。

 

「わーいわーい。葉月ここで脱ぐから啓太さん、そっちから写真撮ってね♪」

仕切る葉月。

ホテルのフロントだから、いつ外から他のお客さんが入ってくるかわからないし、
ちょうどチェックアウトする人が多い時間だから、
上から降りてくる人もいるかもしれない。

しかも、ラブホって入口がいくつもあるから、ホールの三方くらいが入口になっている。
どこから人が来てもおかしくない状態。

でも、ラブホなんだし、別に見られたってどうってことないじゃん。
葉月は久しぶりの露出に心が踊る♪

 


うひゃひゃひゃっ♪

 

葉月がパッとコートを脱ぎ捨てて裸になっても、
啓太さんは引かないでおもしろそうに写真を撮ってくれる。
あー、そうそう、啓太さんのそういうところが大好き!
動じないところ。
3Pの時にもそう思った。

 

 

こうしてクリスマス画像もゲットできて、たくさん気持ちよくしてもらって葉月は大満足。
啓太さんが「お腹空いた」って言うから、帰りにファミレスに寄って行くことにした。
そりゃ〜、あんなにずっと動いてて、食べたのはアイスだけなんだからお腹も空くよね。

 

葉月の車が止めてあるところまで行って、車2台でファミレスへ。
ちょっと寄るだけのつもりが結局1時間半もファミレスでお喋りすることになっちゃったんだけど、
この時のお喋りがまた楽しかった。

エッチした後にこうやって反省会じゃないけどいろいろお話するのって、楽しい。
蔵人さんとのデートの時は、先にお喋りしてからホテルに行くことが多いんだけど、
順序が逆っていうだけでなんだか新鮮。

 

「俺ってさ、付き合ってる時に、ストーリーみたいなのが見えちゃうとダメなんだよね」

「ストーリーってどういうこと?」

「例えばさ、私はあなたのためにこんなに頑張ってるんだから、もっと私を好きになって、
みたいな気持ちが見えちゃったりする時とか」

「ふーん…」

「だから結婚して、とかね」

「先が見えちゃうとつまらなくなっちゃうってこと?」

「先っていうか、そういう魂胆みたいなものとか、相手に媚びられたりするのも嫌なの。
それが見えるとサーッと醒めるんだよね」

「なるほどねぇ。
先のことはわからないで、いつもドキドキワクワクしてたいってことか」

「そういうことなのかな」

「あ、だから葉月に興味持ってくれたんだ。
だって、年上・人妻・しかも蔵人さんいる、って、
啓太さんにとっては未知の世界っていうか、普通じゃありえない相手だもんね」

「あはは、そうかも」

葉月は啓太さんに対してはエッチ以外は何も求めないし、
こうして遊んでもらえることだけで充分って今は思っているけれど、
これから先、その気持ちが変わっていくことってあるのかな。
葉月も啓太さんに醒められる時がいつか来るのかな、なんてことをちょっと思った。

 

「それにしてもさぁ、葉月さんって凄いよね。よくやってるよね」

「何が?」

「だって普通に考えたって主婦と仕事で二足のわらじでしょ?
それが蔵人さんとのこともあって、サイトもやってて、
三足も四足も履いてるって感じじゃない」

「ああー、そういうことでは時間は足りないよね。
でもさ、この前もメールに書いたし、啓太さんからも同じこと言われたけど、
頑張ろうって思える対象があるってことは幸せだと思ってるんだよね。」

「そうだね。そうだよね」

「退屈だなぁ、つまんないなぁって思ってる人生より、疲れてても楽しい人生の方がずっといいよ」

「うん。そうだね」

 

「葉月さんのやってることは、なんて言うか…文化だよね」

「文化ぁ?何が?どういうとこが?」

「蔵人さんがいてさ、それで俺ともこういうことしちゃってさ、時々三人でも遊んで、
なんか、新しいじゃん。蔵人さんも凄いよね」

「あぁ〜、そういうことでは新しいかもしれないし、蔵人さんって凄いって思うよ」

 

葉月の手柄じゃないよ。
全部蔵人さんと啓太さんのお陰だよ。
どうしてこんな凄いことになっちゃったのか、自分でもよくわからないんだよね。

 

あと、この時の話で一番印象に残っているのは、
葉月が啓太さんと初めてエッチした時の思い出話の時。

 

「あの時の啓太さんの誘い方は凄かったよ」

「え?そうだっけ?」

「あの時、啓太さんは『女の人と一緒にお風呂に入ると落ち着くんだよね』って葉月に言ったんだよ」

「そうだっけ?(笑)」

「啓太さん落ち込んでてさ、葉月は話聞いて、なんとかしてあげたいなぁって思ってたんだよね。
それで『一緒にお風呂入れば落ち着く』って言われたら行かないわけにいかないじゃん。
アタシ、 姉御肌だしさ。」

「俺、そんなこと言ったっけ?(笑)」

うっそー。覚えてないの?
葉月、『うまいなぁ』って感心してたんだよ!」

「あの時は…、俺ちょっとノイローゼだったんだよね」

「ののの、ノイローゼ???」

 

おぃおぃ、ノイローゼで誘ったのかよ?
それにまんまと乗ってしまった葉月って一体…。(とほほ)

しかも、そういうことを言うか〜?普通。
そのノイローゼ男をマトモに心配して身体を張って何とかしてあげたいって思っちゃった葉月って…。
(でも結局気持ちよくしてもらったのは葉月の方だったんだけど。ダブルでとほほ)

ショックというほどのショックではなかったんだけど、

「それならそれで、
こっちはこれからも若い男の身体を貪り食ってやるー!」

などと内心思う葉月。

 

 

でも…。

ファミレス出て、それぞれの車に乗り込む時、

「じゃぁね。またね」

って、啓太さんにキスされた…。

 

うわ。

 

「楽しかったよ。(にっこり)」

と言って、もう1回キス。

 

うわーうわー!

 

なんか、手慣れてるぞ!
カッコいいし、姉さんはかなりドキドキしちゃってるぞ。

 

悔しいーーー!!!

年上女としては、ここはサラッと「今日はありがとね」って言って、
先に車に乗り込むところじゃないかー!

なのにいきなり「恋する女モード」になっちゃって、名残惜しそうな顔しちゃってる葉月。

 

「今日はありがとう。またね」

って言って、逃げるように車に乗り込むのが精一杯だった。

 

あーあ。
ノイローゼに乗せられて年下男に本気になって、恋モードにさせられちゃってるなんて、
情けないじゃないのよー、アタシ。

さっきはアイス食ってたくせに。アイス食ってたくせに!

 

最後に主導権を持っていかれたことが悔しい葉月。
こういう自分がまたおもしろいって思う。

蔵人さんに主導権を持っていかれたって悔しくないのに、
っていうか、啓太さんにヘロヘロにされてる時点で葉月には主導権なんてないのはわかってるのに、
「うー、やられたー!」って思っちゃう自分がおかしい(笑)。

 

年下男との夜のデートは、甘くて切ない恋の味?
…ちょっと違うな。(笑)

年下男との夜のデートは、恋の疑似体験をさせてもらってるみたいな、
夢気分の時間だったかな。

 

啓太さん、ありがとう。
葉月はまた啓太さんと遊びたい!

 

 

 

 

 

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