床にポタポタと水滴が落ちました。
その時初めて、葉月は自分が泣いていることに気付きました。
落ちた水滴は葉月の汗でも鼻水でもなく、涙だったんです。
意識なく(というか、そんな余裕なく)泣いたのは初めてのことでした。

yugeさんの縄は、キツくて痛くて、苦しかったです。
何が痛かったかって言って、股縄です。
本当にキッチリ入っていたので、ちょっとの動きでも激痛が走ります。
息を吸うと肺が広がりますが、その僅かな上半身の動きも縄は下半身に伝えてしまいます。
自分の呼吸が自分を苦しめることになるんです。
葉月は少しでも痛みを和らげるために、呼吸を小刻みにしなければならなかったし
無理な体勢で負担がかかっている脚や首の痛みにも耐えなければなりませんでした。
そうやって、必死で自分を守ろうとしている葉月に
yugeさんは容赦なくスパンキングを与えてきます。
さすがにyugeさんはスパンキングも超一流。
こんなに痛いことってあるのか〜?ってほど痛かったです。
だけど、避けることも身をよじることもできないし、
大声をあげて痛みを逃がすこともできません。
yugeさんの股縄は、
痛みと苦しみをすべて葉月の内側に閉じこめるように仕掛けられていました。
たった1本の縄で、こんなに動けなくなってしまうものだなんて!
葉月はその恐ろしさを身を持って知りました。

もうダメかも.....。
頭の遠いところでそんな弱音を吐き始めた頃、yugeさんが縄を解いてくれました。
「うん、大体わかりました」
「わかったって、何がですか?」
「葉月さんの状態が」
「へへっ?」
「今のはチェックテストですから」
「ててて、てすとぉ〜? それじゃ本番はこれからなんですか?(恐怖涙)」
葉月は目の前が真っ暗になりました。
それからyugeさんは葉月に大切なことを教えてくれました。
葉月は、それまで悶々と抱えていた悩みをそのことで一気に解消できたんです。
yugeさんは最後に「ね?これでわかったでしょ?」って、あっさり言って、
葉月も素直に「はい、凄くよくわかりました!」って答えられました。
凄いなって思いました。
どんなに言葉で説明されてもわからないことが、
たった2時間の実地指導で簡単にわかってしまうんです。
それより何より、そういう葉月の問題点を一瞬で見切ったyugeさんがやっぱり凄い!
さすが葉月が「師」と仰ぐ人です。
yugeさんに教えてもらったことは何だったのか。
それは今後の裏葉月を見て想像してもらおうかな〜なんて思っています。(謎笑)
こんな畑違いの葉月なんかに貴重なお時間を使ってくださったyugeさんに心から感謝します。
yugeさんの実地指導を葉月は決して無駄にしません。
ありがとうございました。
そして余談ですけど....
「俺は手加減しないよ」と言っていたyugeさんだったんですけど、
実は相当手加減してくださってたみたいです。
(とほほ。情けない)
でも、股縄の痕だけはカサブタになって1週間くらい残っていました。
あの股縄以来、葉月は魚を下ろせなくなりました。
魚に包丁を入れて開くって作業が、あの股縄の食い込みを思い出してしまうんです。
それからもうひとつ余談。
実地指導の後、朦朧としながらも葉月はこんなことを口走っていました。
「葉月はyugeさんのことを好きになってしまいそうですぅ...」
そしたらyugeさんは瞬時に
と、キッパリ言い切ってくださいました。
そんなん、わかってますってば!(泣)
そういうドライなところも超カッコイイですよ。(とほほ)
ということで、出来の悪い弟子を持って何かとご苦労されている
師匠のサイトはこちらです(笑)