式部卿さんは駐車場で待っていてくれた。
1年ぶりくらいの再会だったけど、全然違和感ない。(笑)
式部卿さんとhikaruさんは初対面だったので軽く挨拶をして式部卿さんの車に乗せてもらった。「お茶でも飲みましょうか」
って式部卿さんが言ってくれて、駐車場のある喫茶店に3人で入った。
鵜飼いビールから何も飲んでいなかったので葉月はとても喉が渇いてた。
大きなソフトクリームが乗ってるアイスコーヒーを注文した。そもそも今回岐阜に来ることになったのは、式部卿さんとのちょっと仕事絡みの話から。
もちろんその話もしたんだけど、その話だけじゃなくて
お互いの近況報告から土地の話、ベッドの話、冷蔵庫の話、砂の話、そしてテポドンの話まで
話題が飛んで飛んで飛んで…。(笑)
hikaruさんも交えて本当に楽しいおしゃべりタイム。
あっと言う間に時間が経ってしまう。
(時計を見ていなかったけど、2時間近く話していたのかなぁ?)その後食事をすることになって、岐阜駅近くにある式部卿さんの知ってるお店に連れて行ってもらって
おいしいビールをご馳走になった。
わかりにくいけど、葉月が持ってるのは鮎の塩焼きさ♪
「やっぱり岐阜に来たら長良川の鮎を食べないとね」
ってなことで頂いたんだけど、葉月は塩焼き魚が好きなので、式部卿さんの分までペロリと。
お酒が入るとちょっとエロ話も出てくる。
葉月は調子に乗って保護者ルームの裏話や最新情報などを語ったり、
「男性の射精について」の熱弁を振るったり、
式部卿さんの男のロマンを批判して「エッチしろよ〜!」などと叫んだり、
二人には(特にhikaruさんには)相当引かれていたようだった。(笑)そうそう、式部卿さんとはリュウさんを交えて飲んだこともあったので
リュウさんの思い出話なんかもしたなぁ。
式部卿さんはリュウさんのことを
「東京にあんないい人がいるとは思わなかった」
って言ってくれて、それがなんだかとっても嬉しかった。「あんな男とさっさと別れてよかったね」なんて話になるよりも
「いい人だったよね」って話せる方がずっといい。
お別れしたってリュウさんは葉月にとって大切な「ご主人様」で、今でも大好きだ。
だからリュウさんとの思い出話をしても葉月は全然嫌な気持ちにならないし、
懐かしさとあったかさみたいなものを感じる。
式部卿さんは、リュウさんとの思い出話をできる数少ないお友達なんだ。
さて、ここでもやっぱり時間はすぐに過ぎてしまって、
そろそろクレオパトラさんに行かなくちゃならない時間。
遠慮なしに散々飲み食いして式部卿さんにすっかりご馳走になって、
葉月達はほろ酔い気分でクレオパトラさんに向かった。
クレオパトラさんは、式部卿さんのお友達が経営している「大人の隠れ家」。
オープンにあたっては式部卿さんも相談役のようなことで絡んでいたらしい。
「ハプバー」のようなところを想像していたんだけど、
行ってみて驚いた。
なんだかね、とってもアットホームな雰囲気なのよ。
普通のおうち、ホントに「隠れ家」って感じ。普通のおうちみたいな玄関のベルを押すと、ママが出迎えてくれた。
うわっ、カワイイ系美人の素敵なママさんだ。
名刺交換をしてロビーのソファーで少しお話をした。
↑色気ビームの出方が全然違うじゃん。(とほほ)
この日はちょうど、乱交パーティーの開催日で、
館内にはすでにバスローブ姿のお客さん達が待機している。
乱交前の厳かな?(緊張してる?)雰囲気の中に突然乱入してしまって
葉月達はちょっと場違いな感じ、だったかも。でもママは「遠いところようこそ」って、迷惑そうな顔ひとつしないで
歓迎モードでお話をしてくれた。葉月の帰りののぞみは決まっていたので、あまりゆっくりはしていられない。
式部卿さんが「館内を案内しますよ」って言ってくれたので
葉月は見せてもらうことにした。一階の奥にはイベントルームみたいな広いお部屋があるみたいだったけど、
そこは乱交パーティーの会場なので覗くのは遠慮した。
階段をあがると二階はカップルルームとSMルームになっている。
「わーい。じゃ、写真撮ろ、hikaruさん♪」
と言って葉月はまずカップルルームにhikaruさんを連れ込み、
嫌がるhikaruさんを無理矢理押し倒して(笑)記念撮影。
hikaruさん、完全に引いてます…。
脚と手で股間をガードしてるし。
このカップルルームのことは後述。
SMルームにはロープや鞭の他、一通りの小道具は揃えてあって、
パイプを組んで吊りもできるようになっている。
今日は乱交の日だけれど、SMのイベントデーにはここでイベントが行われるらしい。
「ちょっと縛りましょうか?」
って式部卿さんが言ってくれた。
「はいはい、縛られます♪」
って、葉月は大喜び。だってせっかくこんなおもしろいところに連れてきてもらったんだから
できるだけ遊ばせてもらわなくっちゃ。
裏葉月でレポートも書きたいし、クレオパトラさんの宣伝用の写真も撮れればお礼になるし。
ってなことを考えて、葉月は備え付けのロープで式部卿さんに縛ってもらうことにした。式部卿さんとは「お互いに全裸になっても欲情しませんよね」なんて冗談言う仲だけど、
でもやっぱりこの人Sさんだなって思ったのはロープを手にすると顔つきが変わったところ。
穏やかな笑顔は変わらないんだけど、やっぱりなんとなく違うよ。(笑)
式部卿さんは手際よく葉月にロープをかけていった。
途中、hikaruさんに助手を頼むところなんか、さすがだなと思った。「股縄通すけどいい?」
って式部卿さんに聞かれた。
「どうぞどうぞ♪」
ってその時は答えたんだけど、後からこうして見るとショートパンツはいてるみたいじゃん。
スカート脱げばよかったよぉ。
迫力ないじゃん。
片脚を上に吊り上げられた。
この時はヘラヘラしてた葉月もちょっとグッと来た。
ほんの少し前までは浮かれてて完全お遊びモードだったのにМのスイッチが入りかかる。
葉月はやっぱり拘束されるの好きなんだなって思ったし、
こういう公衆の場(?)であっても、というかこういう場所だからこそって言うのかな、
ちゃんと「入り込める」なって思った。
もっとひどいことされたかったし、もっと苦しい体勢にして欲しかった。
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hikaruさんにお尻を鞭で叩いてもらったんだけど、
この鞭がね〜、アルファにあるヘロヘロ鞭みたいな感じで全然痛くないのよね。
「痛くなぁ〜い!」
「全然効かな〜い!」
と大笑いする葉月。
ここで大笑いしちゃうから葉月ってダメなのよね。
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式部卿さんに首輪をつけてもらって館内のお散歩をすることに。
わんわん♪
いいじゃんいいじゃん♪
気分が乗ってきたぞ〜〜♪
それにしても服着たままなのが我ながら興醒め。
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気分は完全に奴隷犬モード。
館内で乱交パーティーに向かう人とすれ違う度にご挨拶させてもらう葉月。
お客さんはみんなフレンドリーで、凄く家庭的。
館内に変な犬が徘徊してても怪訝な顔しないで対応してくれる。(笑)
お尻まで触ってもらって喜ぶ葉月。(わんわん♪)
あ〜、知らない人に体触られるのって気持ちいい。ホテルの廊下をお散歩させられたことはある。
だけどそれは人が来ないことを前提としたお散歩。
この時みたいに他の人がいることを前提とした、人を求めて歩き回るお散歩って葉月は初めてだったんだけど
(もちろん、こういう場所だからできたことなんだけど)
葉月はこういうの、好きかも知れないって思った。
それはちょっと新鮮な発見だったな。
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カップルルームの方に戻って撮ってもらったのがこの写真。
鵜飼いの鵜になりきってる。(笑)カップルルームはこういうお部屋が3つ並んでいて、
三方は壁だけど、扉はなくてカーテンがあるだけ。
見られたい時はそのカーテンも開けてやっちゃうらしい。
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カーテンを閉めても外からはこんな感じに見える。(どっちにしても丸見え。あぅあぅ)
カーテンの手前側はテーブルと椅子があるサロンのようなスペースがあって
そこではカップルルームのエッチ行為を眺めながらお酒を飲んだりできるってことになる。
カーテンがあったって声は筒抜けだもんなぁ。
これは刺激的だなー。葉月は館内を見て回りながら、
「こんなところへ蔵人さんと来たら大変なことになるな」
って思っていた。だって、いろんな使い方やいろんなシチュエーションが考えられるので
どんな状況になるかその時にならないとわからないし、
何をされるか(させられるか)葉月には想像もできない。
目的ごとにスペースが分かれていて、ある程度のプライバシーは守られているんだけど、
パブリックスペースも多い。
人に迷惑をかけない限りはいろんな楽しみ方ができそうだ。単純に相互観賞を求めるカップルさん達にも安心して利用できるところだろう。
サロンとして普通にエロ話で盛り上がるのもいいし、本当に「大人の隠れ家」「社交場」「遊び場」って感じだ。
楽しいところに連れて行ってもらえて本当によかった!
もっともっと遊んでいたかったんだけど、気がつけばもう帰らなければいけない時間。
葉月はママへのご挨拶もそこそこに式部卿さんとhikaruさんに連れ去られるように
クレオパトラさんを後にした。
(本当に拉致されるみたいにバタバタと車に乗せられた。笑)JR岐阜駅前まで式部卿さんに送ってもらって、そこで式部卿さんとはお別れした。
hikaruさんは改札までついてきてくれた。
電光掲示板を見ると名古屋に向かう電車の発車まであと3分くらい。「アレに乗るんだよね?」
「そうですね」
もう行かなくちゃならない。hikaruさんの方を見た。
hikaruさんの顔を見たらちょっと泣きそうになった。
もう会えないかも知れないなって気持ちが、頭の端っこの方をよぎった。
それを打ち消すように葉月は
「今日はすっごく楽しかったよ。どうもありがとう」
って正直な気持ちを口にした。
「それならよかったです」
hikaruさんはホッとしたような顔してた。「また会えるよね?」
「会えますよ」普通にそう言ってくれたのでよかったと思った。
hikaruさんは葉月が何か言うといつも困ったような顔するから。
(最近はそれがおもしろかったりするんだけどね。笑)
でもこの時には普通に「会えますよ」って笑ってくれたんだ。「じゃ、またね。ホントにどうもありがとう」
「気をつけて」葉月は改札を通ってから一度振り向いた。
hikaru さんはまだ葉月のことを見送ってくれていた。「ホントに楽しかったよー!」
って葉月は思わず叫んじゃった。
周りには他の乗降客がたくさんいたので、その時にはhikaruさんは困った顔してた。(笑)
楽しかった楽しかった楽しかった!
式部卿さんにもhikaruさんにもクレオパトラのママにも、とってもよくしてもらった。葉月はちょっと不思議なくらいの気持ちだった。
どうしてみんな、葉月にこんなによくしてくれるんだろう。
エロ目的じゃないのに。
ネットで知り合ったお友達っていうだけなのに、
遊びに行くからって言ったらこんなによくしてもらえるのは何でだろう?そんな疑問(と言うか、申し訳ないような気持ち)をメル友さんにちょっと打ち明けたら
こんなメールをもらった。
「みんな、葉月さんのことが好きだからですよ。
身返りとかそういうもののためじゃなくて、単純にあなたに喜んでもらいたいって思うんです」そういうものなのかなぁ?
葉月にはまだよくわからない。でもみなさんからそう思ってもらえてるのならば、
その気持ちに恥じないように葉月も人に優しくなれる人間でいたいと思ったし、
みんなから愛される「いい女」になりたいと思ったし、
前向きに元気に明るく生きていかなくちゃ、なんてことを思った。
本当にそう思ったんだ。
岐阜では元気をたくさんもらってきた。
エロサイトで知り合った仲なのに、エロなしでも付き合えるお友達。
そう言えば、三河屋さんに会いに京都に遊びに行った時もよくしてもらったなぁ。
あの時はお寺で全裸写真を撮ってもらったのに三河屋さんは全然反応してなかったもんなぁ。
そういうキャラなのね、アタシって。(とほほ)今回もほとんどエロなしの旅だったけど、メチャメチャ楽しかった。
岐阜はとってもいいところでした。式部卿さん、hikaruさん、クレオパトラのママ、
どうもありがとうございました。
岐阜のみなさんに愛を込めて。