緊急お泊まり5・大事な朝

 

 

 

 

遅めに起きて、朝エッチもちゃんとしてもらって、
11時のチェックアウトぎりぎりにお部屋を出た。

 

葉月が携帯のストラップを欲しかったので
お買い物にちょっと付き合ってもらってから、 ランチもした。

 

葉月はランチを食べたら蔵人さんは当然、すぐにおうちに戻るのかと思ってたんだけど、
なんとなんと!
「コーヒー飲みたいですね」って言ってくれて、
それから夕方までずっと葉月と一緒にいてくれた!

もー、ありえない大サービスだ。

 

 

喫茶店の、街の様子を見下ろせるカウンター席に並んで座って、
3時間くらい、またいろいろおしゃべり。

蔵人さんのお仕事の話も聞いたし、啓太さんのことも話したし、
水族館の話とか、バンジージャンプの話とか、本当にいろいろ。

 

そして、そのおしゃべりの最後の方で、葉月は聞いてみた。

 

「ねぇ蔵人さん。
昨日葉月がいろいろ言った葉月の気持ち、蔵人さんはちゃんとわかりました?」

「わかりましたよ」

「そっかぁ(嬉)。
なんかさ、こうやって自分が考えてることを頑張って伝えることでお互いがわかるっていうか、
関係がよくなっていくって感じするよね♪」

「うん。でも僕のスタンスって前から変わってないでしょ?」

「へ?」

 

「例えば、どんなに忙しくても月に1回会う時間は作ってきたでしょ?」

「ええまぁ…。
ってことは、そういうことで蔵人さんの気持ちがわからなかったのは、
葉月の感度が悪かったからってこと?」

「そう(笑)」

えっえーーー???
それじゃ、悪いのは葉月だけ?
葉月が勝手に騒いでただけで、今までも何も問題はなかったってこと?」

「まぁ僕の伝え方も弱かったってことかもしれないけどね」

「そそそそーですよ!蔵人さんはわかりにくいんですよっ!」

「わかりにくいかなぁ、僕」

「わかりにくいですよっ、全然わかんないですよっ!」

「すみませんねぇ(笑)」

 

「それじゃさ、葉月はアンテナの感度が悪くって、
蔵人さんは発信する電波が弱かったってことで、
お互い様だからこれで仲直りねー♪」

「な、仲直り?(笑)」

 

 

すごくいい時間で、すごく大切な時間だった。

 

葉月の気持ちが不安定になったのは、啓太さんのことがきっかけで、
啓太さんを失うかもしれないと思った時に、
葉月の中で心のバランスが取れなくなったことが原因だ。

そこで蔵人さんが出てきてくれて、
自分の立ち位置をサッと示してくれたことで葉月は倒れないで掴まることができた。

 

蔵人さんは、葉月がピンチの時に助けにきてくれた。
助けるだけじゃなくて、今までよりももっともっと蔵人さんを好きにさせてくれた。

 

蔵人さん、ありがとう。
このお泊まりで、葉月はものすごく強くなったと自分で思いますよ♪


蔵人さんの声

 

 

 

 

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