11時間

 

 

 

「ねぇ、蔵人さん…。
まさか、葉月と今日でお別れするつもりじゃないですよね…?」

 

撤収の時間が近づいて来た時に、葉月は急に心配になって蔵人さんにこう聞いた。

 

「え?どうしてですか?」

「だって、だってさ、こんなにたくさん気持ちよくしてくれて、
なんだか『最後だから心残りがないように』っていうような感じがしたんだもん」

「ふふ。そうでしたか?」

「今日でお別れじゃない?」

「違いますよ(笑)」

「あー、よかった」

こんなことが心配になっちゃうほど、この日のデートは凄かった。

 

10時すぎに待ち合わせして、駅でお別れしたのが21時すぎ。
11時間も一緒にいたことになる。

喫茶店で会って、いつものように仕事のこととかサイトのこととかお喋り。
気がつくと12時半になっていた。
2時間も喋ってたんだ…。
蔵人さんとお話しているといつも時間が経つのが物凄く速い。

別のお店に移動してパスタを食べてホテルに着いたのは、
時計を見ていなかったけど、たぶん14時頃だったはずだ。
それからホテルを出る21時前まで、7時間弱。
後から逆算するとそんなに長い時間ホテルの中にいたことになる。

 

その間、もちろんお喋りしたり、お風呂に入ったり、
ベッドでイチャイチャお話をしていた時間もあったけどそれは僅かな時間で…、
ほとんどの時間、エッチしてた。
ほとんどの時間、蔵人さんのおちんちんは、葉月のおまんこか、お口か、お尻に入ってた。
こんなに長い時間、みっちり濃いエッチをしてもらったのは、
葉月は生まれてから初めてだった。

 

このレポートを書いているのはこのデートの翌日なんだけど、
全身が筋肉痛なのはわかるんだけど、
いつもと違うのは横隔膜のあたりとか、肺の後ろ側の背中の筋肉とか、呼吸する筋肉が痛いということ。
息を吸うたびに筋肉痛(笑)。
相当激しい呼吸をしていたっていうことなんだろう。

そんな余韻を楽しみながら、断片的にしか覚えていないんだけど、
記憶に残っていることを書き留めておこうと思う。

 

 

お部屋に入って、ソファのところで少しお話をしたんだけど、
いつもだったら葉月はソファに座ってる蔵人さんの向かい側の床に座るのに、
この時はテーブルの横、蔵人さんに近いところの床に座った。

なんだか今日はいつもより、蔵人さんと会えたことが嬉しい。
もちろんいつだって嬉しいんだけど、
今日のデートは葉月の都合で一度候補日がキャンセルになって、
今月はもう会えないかもって半分くらいは諦めていたという経緯があるので、
こうして会えたことが余計に嬉しい。
だからちょっとでも蔵人さんに近いところに座りたい気分だった。

だけど、足元にぴったりくっついてスリスリしたりすることはできない。
近くにはいたいんだけど、葉月は蔵人さんにさわれない。

 

「ねぇ蔵人さん…」

「なに?」

「葉月ね、こういう時蔵人さんに凄く触りたいのに触れないんですよね…」

「どうして?」

「こんなに近くにいるんだから、こういうところにスリスリしたり、ポンポンって叩いたりしたいのに、
なんかできないんですよ…」

葉月は蔵人さんのヒザのあたりをポンポンってやるフリをしながら (実際にはさわれないのでフリだけ)、
自分の変なところを説明する。

 

「触ればいいじゃない」

「できないんですよ。
なんか、もったいないような気がしちゃって。ホントさわれないの。
どうしてなんでしょう?」

「どうしてなんでしょうねぇ…」

 

「もー凄く触りたいのに、もったいなくてもったいなくて…。
でも、ベッドの中に行けば、スリスリしてクンクンしたりしてるでしょう?」

「ふふ。そうですね」

「なんだろう?慣れなのかなぁ?とにかく触れないんですよ…」

「触ればいいんですよ。こうやって」

って、蔵人さんが葉月の手を取って握ってくれる。

 

「あー、ダメダメ。なんかもったいない!
あ、でも触っちゃえば平気」

なんだかなぁ、本当に変な葉月。

 

普通のラブホだったんだけど、お部屋の天井には梁のようなものがあった。
蔵人さんはすぐにそれに気付いて(蔵人さんはいつも、お部屋に入ると使えそうなものがないかチェックする)、
その強度を確かめたりしてる。

 

「蔵人さん、やめましょうよー。
構造的な梁じゃないんですから、葉月の重さにはきっと耐えられませんよー」

「そうかなぁ?でも結構しっかりしてるから大丈夫そうですよ」

蔵人さんはその梁に縄を回して、楽しそうに引っ張ってまた強度を確かめてる。
まったく、こういうの好きなんだからー。(とほほ)

 

葉月はまだ普通に服を着ている状態で、手枷をされて両手を上に吊り上げられる。
爪先立ちでやっと立っていられるくらいの高さ。

 

蔵人さんは葉月のスカートを捲り上げて、後ろから鞭で叩いてきた。

 

 

 

 

 

 

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