愛の儀式2分

 

 

 

そんなに長い時間じゃなかったと思うけど、葉月にはとてもとても長い時間に感じられた。

葉月の口から蔵人さんのおちんちんが引き抜かれた時、葉月は放心状態だった。

 

しばらくして呼吸が整ってきた葉月は、蔵人さんに聞いてみた。

 

「蔵人さん、今ので何%くらい?」

「さぁ…?5%くらいかな?」

「ご、ごぱーせんとですかぁ!たったそれだけかぁ〜!」

「ふふ」

 

あー、ダメだぁ。
あんなに苦しかったのに、
蔵人さんのサディスト欲を5%しか満足させられないのか、葉月は。
心の中でガックリと肩を落とす葉月。

 

でも、「5%」って言いながら、蔵人さんはなんだか楽しそう。
蔵人さんが楽しそうにしてるなら、まぁいっか。

最後にお口にもらえたし、
いっぱい気持ちよくしてもらって葉月は満足満足♪

 

サービスタイムの時間ギリギリになっちゃって、最後にコーヒー飲む時間がなくなっちゃった。
バレンタインまでもう会えないと思っていたので、
葉月が用意していた愛のチョコレートを1粒か2粒、
無理矢理食べてもらって愛の儀式は終わり。(簡単)

急いで身支度をしてホテルを後にした。

 

 

ヨレヨレにしてもらった体に、外の冷たい空気が突き刺さるようだ。

でも嬉しい。
今年も蔵人さんにこうして遊んでもらえること。

 

今日はまったりゆっくり、だらだらした時間を過ごそうって葉月は思ってた。
でもそういう守りに入らないで、イケイケモードの蔵人さんって凄いなって思った。
オヤヂなのに、そういうとこカッコいい。

 

で、さっきまであんなにガンガンにエッチしてくれてたのに、
今はビシッとスーツ着て颯爽と歩いてるところがカッコいい。

それに比べて葉月は、
重いお道具バッグに引き摺られるようにヨタヨタと蔵人さんの後を必死で着いて行く。

(蔵人さん、歩くの速いよぉ。そんなに生き急ぐなよぉ…)

 

いつも、デートの一日を通して
葉月が肉体的に一番辛いと思うのは駅までのこの帰りの道のりなんだ。
痛いことされるのより、おちんちんで窒息させられるのより、
この時が一番体がしんどくて、「SMやってる」って気持ちになる。(とほほ)

でも、こうやってヨレヨレになってる葉月を、
蔵人さんが労ったりしないで平然としてるのがとても好き。

たまに「大丈夫ですか?」って声をかけてくれるけど、
全然心配そうにしてないところも凄く好き!

 

はい、実は一番幸せな時ですから。
ずっとずっと、葉月はこういう風に(ヘロヘロに)されたいと思ってたのを、
してもらえてるんですから、心配しないでください。

 

 

駅でお別れする時に、

「それじゃ」

「今日はありがとうございました」

っていつもの挨拶の後に、

「チョコレート、ありがとうございました」

って言ってくれた。

 

「いえいえ、あれは愛の儀式ですから♪」

 

蔵人さんには滅多に使わない「愛」って言葉を意識的に使ってみるけど、
笑顔でスルーされた…。(^_^;)


蔵人さんの声

 

2008年の姫始めデートは、こんなデートだったのでした。

今年もどうぞよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

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