計算済み

 

 

蔵人さんが縄を解いてくれて、最後にボールギャグを外してくれる。

 

はふぅ〜〜〜!!

 

大きく息をついて、
その時初めて葉月は本当に「ぐったり」することができた、という感じ。

重い身体を動かして、冷蔵庫にある水を出してまずは口の中を潤した。
冷たい水の感触が心地いい。

 

「蔵人さん、口が、喉の奥が渇いちゃってね、それがとても辛かったんです。
涎は出てくるんだけど、口と喉の上側が渇いちゃって渇いちゃって」

葉月はずっと訴えたかったことをまずは蔵人さんに伝えた。

「それじゃ今度は逆さに吊ったりしないとダメですね(笑)」

そういう意味じゃないですってば!(とほほ)

 

少し休んで元気が回復してくると葉月は「感想」を語り始める。

「お尻もおまんこも気持ちよかったんですけどね、
あとちょっとのところでなかなかイケなかったんです」

「ふふ。そうですか」

「あの時ももうちょっとだったんですけど、
蔵人さん、途中でやめちゃったでしょ?葉月が自分で動き出す前」

「あれもよかったでしょ?ひとりでするのも」

「よかったでしょ?って…、あれ、わざとだったんですか?!!!」

「ふふ」

「ええーーーっ?
それじゃ、わざといいところでやめてたんだ!」

「『なかなかイケない』ようにしてました」

「!!!!!」

「だからこの短いバイブを使ったんです」

 

されてる時にはわからなかったけど、
おまんこに入っていたのは普段使わない黄色いバイブだった。

「これだとピンクのバイブよりもサオの部分が短いから
葉月さんの気持ちいいところまでなかなか届かないんですよ」

「そそそそーなの?」

「だからいつも僕、使わないでしょ?これ」

 

確かに、蔵人さんがこのバイブを使ったのは初めてだった。
そして確かに蔵人さんが言う通り、
「気持ちいいんだけど、なんか今一つ」って感じがずっとしてた。

 

「それじゃ、何度もいいところでやめたのも?」

「そうしてたんです」

「ななな、なんで???」

「だって、溜めて溜めて、溜めてからイク方が気持ちいいでしょ?」

げげーーーーーー!!!
だって葉月は蔵人さんがやめちゃう度に、
あーまたイケなかったー、蔵人さんをイライラさせてる、疲れさせてるって、
すっごく申し訳ない気持ちになってたんですよ!
そんなことを考えてたから余計にイケなかったってこともあると思います」

「イケなかったんじゃなくて、イカせてもらえなかったんですよ」

ひいいーー。
だったらそういう風に言ってくれればよかったじゃないですか。
『まだまだイカせないよ』とか『イッちゃダメだよ』とか。」

「なかなかイケないようにしてたのは最初からですよ。
辛い体勢だと葉月さん、イケないでしょ?」

「そそそそうです!
葉月は気持ちいいのが先で後からちょっとだけ痛いのとか苦しくされるのはいいんだけど、
最初から辛いとダメなんです。」

「ですよね?(笑)」

 

「でも、辛いってことも言えなかったんですよ。ギャグしてたから」

「そうです。だから先にギャグをしたんですよ。言葉を奪うために」

「へ?」

「辛いって言えないの、辛いでしょ?」

「ぎええーーーーっ!!!!
それじゃ全部計算済みだったってことですか?
葉月の肘とか膝が痛いのとか、それを言えなくて我慢するしかなかったこととか、
なかなかイケなくて苦しかったこととか、
いいところでやめられてガッカリしちゃったこととか!」

「ふふふ」

「だーーーーっ!!!
葉月はなかなかイケなくて蔵人さんに申し訳ない申し訳ないって思ってたんですよっ!!!
酷い酷い、酷すぎっ!!!」

 

「でも最後は気持ちよかったでしょ?」

「うぐぐぐ…」

 

すごーーーーく悔しかった。
「バカヤロー!」って叫びたい気分だった。

嫌な奴だ、嫌な奴だ、蔵人さんはやっぱり嫌な奴だあああ!!!


蔵人さんの声

 

 

 

 

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