ブラック蔵人くん

 

 

駅からすぐのラブホに蔵人さんを連れ込んだ。(笑)
地元のラブホなんてほとんど使ったことないんだけど、ここは以前に一度来たことがある。

 

「ここって確かね、SMルームがあるんですよ」

「そうなんですか」

「あれ?でもそれらしいお部屋はないですね」

お部屋のパネルの写真を見ても、それっぽいお部屋は見当たらない。

 

「ちょっと聞いてみますね」

葉月はフロントの小窓を開けて「すみませーん」ってホテルの人を呼んだ。
中から人の良さそうなおばさんが顔を出してくれた。

 

「あの〜、ここってSMルームがあるんじゃなかったでしたっけ?」

「あぁ、今はないんですよ」

「なくなっちゃったんですか?なんで?」

「SMルームってほどのものじゃなくて、以前は手枷とか足枷とかをつけてた部屋があったんですけど、
何度付け替えてもお客様に持っていかれちゃうんですよ」

「へぇ〜、そうなんですか!ヒドイことしますねぇ」

「だから何年か前に改装した時にやめてしまったんです」

「そうですか。それは残念…」

「その代わりに、ラブマシーンっていう機械をいくつかのお部屋に入れてるんですよ。
今はそのお部屋は埋まっちゃってますけど」

「そうなんですか〜」

 

都心のラブホではあり得ない、この「近所のおばちゃん」のノリの会話に、
蔵人さんは口を挟めないでいた、かも。(笑)

SMルームがなくなっちゃってたのはガッカリだったけど
(いえ、あったらあったでそれもちょっとドキドキだけど)
普通のお部屋を選んで蔵人さんとお部屋に上がった。

 

「ラブマシーンのお部屋が空いてなくてよかったですよね。
あんなのあったら恥ずかしくてどうしていいのかわからないですよね」

「ふふふ。まぁね」

 

ラブマシーンっていうのは「愛のゆりかご」とかいったりもするもので、
向かい合って椅子みたいなのに座って機械的にエッチするマシンのことだ。
恥ずかしいでしょ〜、アレは。
まぁサイトネタとしてはおもしろかったかも知れないけど。

 

お部屋に入ってまずお風呂にお湯を溜めて、葉月はトイレに行かせてもらった。
生理の出血が気になっていたのでちょっと様子を見たかったからだ。
出血はほとんど終わっていたので、タンポンを抜いてそのままで出てきちゃった。

その後はとりあえずいつも通りに世間話。
仕事のこととか、子供のこととか、コンビニの店員さんにムカついた話とかを楽しくおしゃべりした。

 

でも、話しながら葉月は、なんとなくいつもと違う自分に気付いていた。
まだ信じられないような、夢の中にいるみたいなふわふわした気分だ。

 

「蔵人さん…なんかちょっとやっぱりドキドキします。まだ夢の中にいるみたいで…」

「こういうのもたまにはいいでしょう?」

「そそそそうですね。そうなのかなぁ?」

台本にない演技をアドリブでさせられてるような気分。
蔵人さんはいつもと同じ、いつもの落ち着いた蔵人さん。
蔵人さんって、どうしていつも、どんな環境でもこうして落ち着いていられるんだろう。
葉月だけがなんだかそわそわ落ち着かない。

 

このお部屋は、ベッドがウォーターベッドだって下のパネルに書いてあった。
ウォーターベッドってどんな感じなんだろうと思って、葉月は服を着たままでベッドに横になった。

 

おぉ〜、なんだかプカプカする♪

気持ちいい!
蔵人さんも隣に来て横になった。

 

二人ともまだ服を着てる。
いつもはお話の後はお風呂に入るか、
「さぁそれじゃ始めましょうか」って感じのことを蔵人さんが言って葉月が服を脱ぐか
そういうパターンが多いんだけど、
この日はなんだかちょっといつもと違う。

そしてこのお部屋は照明がちょっと変わっていて、ブラックライトを使用していた。
ブラックライトって、青っぽい蛍光灯みたいな光で、
蛍光物質が含まれてる衣類などが青白く光るあれ。
蔵人さんのYシャツが不気味に光っていた。(笑)
葉月のブラウスは光ってはいなかったけど、ボタンだけが何故か光ってておもしろかった。

だから、室内は薄暗くてちょっと怪しい雰囲気になっていた。
いつも蔵人さんとラブホに行く時はお部屋の照明は落とさないで明るいままなことがほとんど。
だけどこの日はブラックライトの演出があったのでいつもより薄暗い。
物が普通に見えないほどじゃなかったけど、なんだかちょっといつもと違う。

 

突然のデート。
いつもと違う服を着たままのベッド。
いつもと違う光るシャツの怪しい蔵人さん。
このあたりからすでに、葉月に変なスイッチが入っちゃったみたいだ。

 

「なんだか、いつもよりも『情事』って感じがしますよね」

「そうですか?」

「仕事サボってホテルにしけ込む、みたいな(笑)」

「サボってるわけじゃないんですけどね」


蔵人さんの声

そんな話をしながら、
蔵人さんが服を着たままの葉月の胸元から手を入れて葉月の乳首を弄りだした。
でも、話はそのまま続いてる。
葉月も気丈に話を続けていたんだけど、だんだんそれができなくなってくる。

 

「あの、あの、くっ蔵人さん…」

「なに?」

「え〜っと、あの…、このままお話を、続けた方が、いいい…いいかなぁ」

「どうして?」

「だって、えっと、あのね…あっ、あっ、あふっ」

「どうしたの?」

「どうしたのって蔵人さん…だってね、なんだかいつもと違うんです」

「何が?」

「何がって、あの、蔵人さんが、ちょっと暗闇蔵人くんみたいになってるし」

「そうなんですか?」

「はい…シャツ光ってるし…」

「ふふ」

「だから…あ、あ、あ、あああっ」

 

蔵人さんの手は葉月のおまんこにも伸びていた。
さっきトイレに行った時にパンティを脱いできちゃったので葉月のおまんこは無防備状態。
しかもたぶん、いつもより濡れてたはずだ。


蔵人さんの声

このいつもと違う状況に、葉月は飲まれていた。
ネクタイ姿の蔵人さんに、こうしてベッドでゆっくり悪戯されるのって
葉月はもしかしたら初めてだったかも知れない。

 

いつもより感じて、いつもより濡れてた。
ブラックライトに照らされた光るシャツの蔵人さんはもう最高に素敵で最高にエロティックな顔をしていて、
それだけでもー、葉月はクラッときていた。

 

 

 

 

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