姫始めデート2「お風呂の失言」

 

 

最近はお風呂にも慣れてきたような気がする。

葉月は一番最初に蔵人さんと一緒にお風呂に入った時の記憶(うらのらの「首輪」参照)があまりにも強烈で、
普段は蔵人さんと普通にお話できていてもお風呂に入ると変な条件反射で緊張してしまう、
という現象が割と最近まで続いていた。

裸になって恥ずかしいとかそういう気持ちじゃなくて、
なんていうか…一言で言っちゃうと「ネクタイを外してもらえた喜び」とでも申しましょうか。
(あはは、わけわかんないですよね。)


蔵人さんの声

とにかくそんな緊張があったんだけど、最近は葉月も大人になってきて(笑)、
お風呂の中でも蔵人さんと普通におしゃべりできるようになってきた。

はじめは浴槽の中に向かい合って座っていたんだけど、
「そっち側に行こうかな♪」って自分から蔵人さんの隣に移動。

 

徐々に大人になってる葉月ではあるんだけれど、
葉月は今でも、ホテルのお部屋の中で蔵人さんに抱きついたり自分からスリスリしたりできない。
なんでできないかって…それはやれば拒絶はされないだろうってことはわかってるんだけど、
受け身な性格なものですから〜、
自分からそうやって擦り寄って行ったり、蔵人さんに触ったりすることがどうしてもできない。
うん、できない。

少し前にBBSでも書いたけど、
エスカレーターに乗ってる時なんかに、目の前に蔵人さんの背中があると

「うー、触りたい!」

って猛烈な衝動にかられるんだけど、でもどうしてもできない。
ただのお友達だったらバンバン背中叩いちゃったり腕を掴んで離さなかったり普通にできるのに、
蔵人さんだとできない。

意識してるんだなーって自分のことを思う。
すごくベタベタしたいのに、できない自分にイライラする。
大好き過ぎて触れない。(あー、アタシってホント変)

 

そんな「触れない」葉月ではあるんだけど、
お風呂だと環境が特別なので普段と違う行動ができちゃう。

お風呂、好きだ。
お風呂だと葉月は自分から蔵人さんの隣に動けるし、
隣にいけば体を密着できる。
葉月と蔵人さんを密着させてくれる浴槽に感謝。

 

もしかしたら一番リラックスできる場所かも知れない。
ベッドの上だとなんかいろんなことを考えちゃって没頭できなかったりするんだけど、
お風呂だとお風呂なんだからお風呂なわけだ。
(って、すみません、うまく言えない。)

 

浴槽の中で蔵人さんの隣に移動して、何か少しお話しした。
この日のデートの前、蔵人さんはとても忙しい時で、
葉月はデート前に
「メールが来ないメールが来ない、放置だ放置だバカヤロー!」
と内にも外にも散々文句を言っていた。

だけど、ぴったりくっついてお話しをしているともうそんなことはどうでもよくなってしまう。
こうして一緒にいられることが嬉しくて堪らない。

 

お約束のように蔵人さんが葉月の体をいろいろ触ってくると、
葉月にはおしゃべりを続ける余裕がなくなってくる…。

 

蔵人さんが葉月のクリを触る時は、いつもちょっと強め。
葉月は本当に気持ちよくなるにはもうちょっと弱々な方が好きなんだけど、
(場合によってはそういう風にしてくれる時もあるのに)
蔵人さんのちょっと強めのグリグリ攻撃は痛いのと気持ちいいののちょうど中間。

本当に痛いだけなら「痛いです」って言うんだけど、
そのちょっとだけ手前のギリギリの強さで刺激してくる。
これがいつも葉月を混乱させる。

痛いような…気持ちいいような…嫌じゃないんだけどついつい腰を引いちゃうような…
とにかくトロ〜ンとしちゃうだけじゃない厳しい刺激。
この時だけは「気持ちよくしてもらってる」というよりも「虐められてる」って気持ちになる。

嫌とは言えないくせに、なんとなく体を捩って腰を引くようになる。
蔵人さんはそんな葉月を追い詰めるように、
体の角度を変えてちょっと本気になってくる。

 

「あふっ…あふっ…蔵人さん…あのあのあの…」

葉月は懇願するような声を出す。

「どうしたんですか?」

どうしたんですかって、おぃ。
全部お見通しなくせに、いつもと同じのそのしらじらしい聞き方。

聞かれても、どーにも答えられない。
気持ちよくないわけじゃない。
我慢できない痛みでもない。

強いて言うなら
「葉月はもうちょっとヤワヤワの優しい触られ方の方が好きなんですけどぉ」
なんだけど、
お湯の中ですっかりぬるぬるになっちゃってる自分のおまんこも自覚しているので、
それを言っても却下されることはわかりきってる。
結局葉月はトロ〜ンとできないズキズキグリグリ攻撃と格闘することになる。
蔵人さんは指一本の攻撃なのに、葉月は全身全力を使っての防衛…。

 

逃げ回っているうちに葉月は蔵人さんに背中を向けるような体勢になっていた。
蔵人さんは今度は葉月のお尻の穴を表面から揉み解し、その後指を一本挿れてきた。

あっ…はふっ…。

朝からずっとプラグを入れていたので簡単に入る。
さっきの電マ攻撃もあったからか、すぐに気持ちよくなる。

「あっ、あっ、蔵人さん、気持ちいい…」

気持ちいい時はできるだけ「気持ちいい」って伝えるようにしている。
その方がもっとしてもらえると思うから。

 

浴槽の縁に掴まって、
葉月は蔵人さんに向かってお尻を突き出すような格好になっていた。

そうそう、これこれ!この快感!
腸壁を伝わって全身に回るようなこの快感を、葉月は大好きだ。
クリやおまんこの快感はお道具を使えば自分独りでもなんとか再現できるけど、
このお尻をかき回される快感は蔵人さんじゃなきゃできない。
どうしても再現したくておうちでアナルクリニックを使ってやってみたこともあるんだけど、
どうやってみても蔵人さんみたいにできない。


蔵人さんの声

お尻…気持ちいい…。
すごく気持ちいい!

あー、もうなんだかわからないけど、めちゃめちゃ気持ちいい!

 

もっともっとって思う。
もっと奥まで入れて欲しくてお尻を蔵人さんの方に突き出す。
もっと動かして欲しくてそのお尻を自分で左右に振る。

後から思い出すと物凄く恥ずかしい行為を、
その時は自分が何をしているのかもわからないほどに頭真っ白のままそうしているような気がする。

 

本当にとても、凄く気持ちよかったんだけど、
途中からなぜか、時々お尻の穴のところがヒリヒリ痛いような感じがしてきた。

痛いんだけど、快感の波が押し寄せてくるとその痛みを感じなくなる。
「あれ?ちょっと痛いな」っていうのは少し前から感じてたんだけど、
気持ちよくなってくると快感に痛みがかき消される…その繰り返しが何度かあって、
葉月は途中でちょっと我に返った時に、
後から痛くなると嫌だと思ったので蔵人さんに言ってみた。

「蔵人さん、お尻がね、ちょっと痛い時があるんです。
でも気持ちよくなってくるとその痛いのもわからなくなっちゃうんですけど、
これ続けてて大丈夫ですか?」

蔵人さんは

「大丈夫だと思いますよ」

っていうようなことを言っていた。

 

「あのね、この辺が痛いんです」

って言いながら、葉月は自分のお尻の穴の背中側のところに指をあてた。
その時に、お尻の穴に入ってる蔵人さんの指にちょっと触れちゃったんだけど、

「あれ?」

葉月は自分のお尻には蔵人さんの指が1本入ってるものだとばかり思ってたんだけど、
葉月が触れた指は2本…。
それもその2本の指は横に並んで入ってる!

 

「うわ、2本入ってるんですか?」

「そうですよ」

「しかも、横に並んでますね」

「ふふ、はい」

 

葉月は驚いた。
蔵人さんの指は普通の男性よりも太いんだ。
その太い指が横に並んで2本入ってるってことは、お尻の穴がかなり横に広がってるってことだ。

ひゃ〜、それじゃ広げられてる真ん中のところは引っ張られてるんだから痛いはずだ。
痛いはずなんだけど、痛い理由がわかったのでなんだか安心した。

 

凄いことするもんだなぁ、あんな太い指が横に2本も入っちゃうんだぁ。

 

なんだかちょっと感動してしまった。
でもその感動も、再び動き始めた蔵人さんの指ですぐにかき消されて、
葉月はまた快感の悲鳴をあげることになる。

 

あー、あー、ああああー、もうダメもうダメ。
この全身が痺れちゃう快感には耐えられない。
お尻に指を入れられてるだけで
こんなに気持ちよくなっちゃうなんて、なっちゃうなんて〜〜〜〜!!!


蔵人さんの声

お尻でイクっていうことは葉月にはまだよくわからないんだけど、
蔵人さんが激しく指を動かして抜いてくれた時、
葉月はもう全身脱力して動けなくなっていた。
全身の全機能停止状態。
呼吸だけハァハァしてるのが精一杯…。

 

しばらくクネクネ人形のように脱力していて、
その後少し意識が回復してきてから蔵人さんに何か言わなくちゃって思って
葉月はぐったりしたまま口を開いた。

「蔵人さん…」

「なんですか?」

「葉月は…」

言い出したものの、何を言うかまだ何も考えてなかった。

 

「葉月は…これから5年間蔵人さんからメールもらえなくても今の行為だけで我慢できます…」

「ふふ」

「お釣りがきます…」

 

我ながら「何言ってんの?」って思える妙なことを口走ってしまう。

でもそのくらい、この時のお尻行為は気持ちよかったんだ〜〜。

 

 

 

 

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