宴の後(うたげのあと)2007【3】

 

 

時計を見てはいなかったけど、時間は深夜1時くらいになっていたと思う。
楽しいお話は続いていたけど、今日はいろいろあったし、
このままだと眠くなっちゃうかもしれない。

 

「それじゃ葉月、先にシャワー浴びさせてもらっていいですか?」

自分から切り出すのはやる気満々な感じがして恥ずかしかったけど、
このままだといつまでもお話し会が続いちゃいそうだ。

 

葉月が会話の流れを断ち切ったので、一瞬そこで沈黙状態になってしまった。

「あ、あの…、 未経験なのでわからないんですけど、
こういう時は女の子が先にシャワーっていうものかなぁと思って…。
いえ、後でもいいんですけど、クンニ会の後、シャワー浴びてないんで…」

どうしてここでシドロモドロに言い訳するのか自分でもよくわからない(笑)。

 

「いいですよ。それじゃ、葉月さん先にどうぞ。
その間、僕たちちょっと打ち合わせしてますから♪」

って蔵人さんが言った。

「う、う、打ち合わせえぇぇ???」

もー、蔵人さんったら葉月をドキドキさせようとしてるドキドキさせようとしてる!
その魂胆は見え見えだ。

 

シャワーを浴びながら
「あの二人、何の打ち合わせしてるんだろう?何を打ち合わせしてるんだろう???」
って、葉月の頭の中はぐるぐるだ。

お待たせしてはいけないと思って(というよりも、二人の悪巧みが気になって)、
簡単にシャワーを浴びて、バスローブを引っかけてすぐに部屋に戻った。
そして二人が話をしているソファのところに行って、スタタタタッと床に戻る。

悪巧みしてるかと思ってたのに、蔵人さんと啓太さんはずっとさっきの話をしてたみたいだった。
たしか、外国の方言とかの話だっけ。
どこどこの国のどこどこで、○○って言ったけど通じなかったっていうような話とか。


蔵人さんの声

「それって、日本で『こんばんは』って言うのと『おばんです』って言うのみたいな感じ?」

強引に自分のフィールドに話を戻そうとする葉月。

「まぁそういうことです」

蔵人さんにちょっと「とほほ」な顔をされる。

 

次に啓太さんが、最後に蔵人さんがシャワーを浴びに行った。
ドキッとしたのは、シャワーから出てきた蔵人さんがTシャツ姿だったことだ。
まぁ、シャワー浴びた後に(しかもこんな時間に)またスーツ着てくる人もいないと思うけど(笑)、
実は葉月は2年以上も蔵人さんとお付き合いをしていて、
蔵人さんのTシャツ姿を見たのはこの時が初めてだった。
今までは、スーツ姿か、ホテルのガウンか、裸だけ。

これには葉月はマイッタ!

蔵人さんのTシャツ姿、萌え萌え萌えーーー!!!

 

「く、く、蔵人さん…。葉月、蔵人さんのTシャツ姿に興奮してます(ハァハァ)」

「え?どうしてですか?(笑)」

 

さっきの位置に、また二人が座る。

床に座ってる葉月の右に蔵人さん、正面に啓太さん。
二人ともTシャツで「さぁこれからやるか〜?」って格好。←葉月にはそう見えた。

 

二人が同時に視界に入る。
この2ショットで、「どんな時でも冷静に状況判断」が持ち前の葉月が、珍しく動揺していた。

蔵人さんと啓太さん…、蔵人さんと啓太さん…(ぐるぐるぐる…)

雰囲気に飲まれたこういう状態になることって、葉月には滅多にない。

目の前に蔵人さんと啓太さんがいるっていう、ただそれだけのことなのに、
葉月はその「K&K(蔵人&啓太)媚薬」にかなりやられていた。

 

蔵人さんが立ち上がって、葉月のバスローブを後ろから剥ぎ取った。

あ…。

啓太さんに裸を見られる。
初めて見せるわけじゃないのに蔵人さんにそうされてるってことで異常に興奮する。

恥ずかしいというよりは「蔵人さんの手で啓太さんの前で裸にされている」っていう
特別の感情がある。
その様子を大好きな啓太さんに見られている、逆嫉妬のような気持ち。

 

 

蔵人さんは葉月の両手を後ろに回して手枷で繋いでしまった。
そうしながら蔵人さんは、啓太さんに話しかけてる。

「葉月さんはね、最近、おまんこに足の指を入れられるのが好きなんですよ」

「へぇ、そうなんだー♪」

と、啓太さん。

(くくく、蔵人さん、なんでまたそんな言わなくてもいいことを…。)

 

「そうですよね、葉月さん?」

後ろから蔵人さんに確認されて、

「はははい、そうなんです…」

と、葉月は目の前にいる啓太さんに向かって答える。
いえ、向かってたのは顔の方向だけで、
啓太さんを真っ直ぐ見られるはずもなく、視線は当然床だったけど。

 

「それじゃ今日は、啓太さんに足入れてもらいましょうね。
その前に啓太さんの足をお口で綺麗にさせてもらってください」

うわー!!!
蔵人さんの口調がいつになく「指導」モード。
Tシャツ姿なだけで葉月はかなり入っちゃってるというのに、この口調でもう入り込み寸前…。

 

「でも、葉月はこのままで入れてもらってもいいんですけど…」

本当にそう思ったからついそう言ってしまったら、蔵人さんの

「やってください」

っていう間髪入れない一言。

 

うわーうわー、蔵人さんの口調、いつもと同じなんだけどいつもと違う!

あああ、いつもと違うのは言われてる葉月の頭の中か!
よくわかんないけど、なんか変!

いつもと同じ蔵人さんの口調にかなりドキドキしてる。
葉月、完全に飲まれてる。

 

ソファに座っている啓太さんの足元に跪いて、啓太さんの足を舐めさせてもらった。
足の指を1本ずつ、裏側も爪の間も、全部綺麗に舐めた。
啓太さんは「俺、こういうの嫌いじゃないなー」なんて、嬉しそうにリラックスしてる。
啓太さんのそういう動じないとこ、葉月は好きだ。

 

葉月の頭の上の方では写真を撮ってるような音がする。

「今日は写真いっぱい撮るからね♪」

って啓太さんは言った。

「でも、3Pの写真を撮るには本当は4P必要なんだよね」

「ふふ。そうですね」

啓太さんと蔵人さんがそんな言葉を交わしてる。
こういうちょっとした会話で、
蔵人さんも啓太さんも、3Pという行為が初めてではないことがわかるし、
初めてどころか「手馴れてる」感じさえもする。
手馴れた男二人と初めての女…。
お城が2つ並んで建っていて、その間の隙間をカエルがぴょんぴょんしてる構図が浮かぶ。
(いつもはお城は1つ)

 

葉月としたら本当に珍しいことなんだけど、
啓太さんの足を舐めながら、完全に被虐モードに入りこんでいた。

舐めてるだけで、感じる。
凄く感じる。
おまんこが疼いてる感じ。

この足をおまんこに挿れられるんだ…って思うだけで
ミジメだけどそうしてもらいたい気持ちでいっぱいになる。
葉月は今、おまんこに挿れてもらうためにこの足を舐めている…。

そんな葉月を、蔵人さんはたぶん後ろから見てるんだ。
そう思うといっそう疼く。
舐めながら呼吸が荒くなってくる。

 

 

ハァハァしながらも一生懸命舐めてる葉月の傍に蔵人さんが来て、

「どうして欲しいの?」

っていうようなことを葉月に聞いた。

え?え?
「どうして」って、そんなこと聞かなくたってわかるじゃん。
蔵人さんが入れてもらう前に綺麗に舐めろって言ったんじゃん。
わかってるくせにわかってるくせに。

だけど、この時はもう反抗したりかわしたりする余裕もなくなっていたから、葉月は素直に

「挿れて欲しいです…」

って答えた。

「何を?」

「啓太さんの足…」

「啓太さんの足をどうして欲しいの?」

「葉月のおまんこに挿れて欲しいの。おまんこに…挿れて欲しいの。」

「それじゃ、啓太さんにお願いしなくちゃ」

「おおお、お願い???」

 

葉月は顔をあげて、啓太さんを見上げた。
前にエッチしてもらった時の葉月と別の葉月を見られているようで物凄くミジメな気分になった。

啓太さんと二人の時は啓太さんのことだけしか考えてないけど、
今の葉月は蔵人さんの言いなりで、
恥ずかしいお願いを蔵人さんの意思でしなければならない。

啓太さんは緊張している様子もなく、
「ふふん」っていう感じの顔で葉月の言葉を待っているみたいに見えた。
あぁ、葉月は啓太さんのそういうところが好き。
若いのに動じないところ。

 

「啓太さん…、葉月のおまんこに足挿れてください…」

蔵人さんに言わされたからではなく、本当に挿れて欲しかったからお願いした。

 

啓太さんは葉月の後ろ側に回って、おまんこに爪先を挿れてくれた。

はぅあ〜〜っ!!!

この時の痺れるような快感のことは、今でもよく覚えてる。
昼間のクンニ会の時から、ずっと何か挿れてもらいたいと思っていたおまんこに、
やっと挿れてもらえたことと、
それが大好きな啓太さんの足だっていうこと、
それをさせているのは蔵人さんだっていうこと、
いろんなことが頭の中と体の中をぐるぐるっと駆け巡って、
もうなんだかわけがわからないくらい全身気持ちよくなって、葉月はのけ反っていた。

 

その時に、蔵人さんは葉月の前にいた。

気持ちよくなってる葉月の体を、乳首だったかな?よく覚えてないんだけどいろいろ触ってくれて、
いつもは葉月のおまんこを気持ちよくしてくれるのは蔵人さんなのに、
あれ?どうしてここにいるんですか?葉月は今、おまんこが気持ちいいのに…っていうような、
本当に一瞬、頭が錯乱する状態になっていた。

啓太さんに足を挿れられてるってことはもちろんわかっている。
だけど、蔵人さんが目の前にいるっていうことがなんだか変な感じ。
おまんこが気持ちよくなってる葉月を、蔵人さんに前から見られてるっていうことがそもそも変。

なんで?なんで?なんで?

 

足の指だからバイブや指よりも浅いところまでしか届かない。
それに繊細な動きでもない。
なのに、こういう大味な刺激はあんまり好きじゃないはずなのに、異常に気持ちいい。
あー、おまんこが…気持ちいい…。

 

もうなんだかまったくわからなくなってるうちに、啓太さんが足を激しく動かしてくれて、
これまた葉月にしては珍しく、「イク予感」がした。

 

「蔵人さんっ!あ、あ、あ、葉月、イクかも。啓太さんの足でイクかも…!」

 

両手は後ろに繋がれた状態だったので、
葉月は顔を床につけて、正座してお尻を持ち上げたような体勢だったんだと思う。

 

あぁあぁああああああーーー!!!!

 

悲鳴に近い声をあげて、葉月は啓太さんの足でイカされた。

 

始まってから、凄く早かった…ような気がする。
あっと言う間だった。

なんか…、凄い。
いつもはなかなか入り込めなくて感じるまでに時間がかかるのに、今日は凄い!

 

葉月は床でぐったりしながら自分の反応に驚いてしまっていた。

 

 

 

 

NEXT:宴の後(うたげのあと)2007【4】

オセロ的保護者ルームINDEXに戻る

裏葉月メニューに戻る