宴の後(うたげのあと)2007【1】

 

 

クンニ会が無事に終了して、みなさんは飲み会会場に向かうために次々にお部屋から出て行かれた。
最後に蔵人さんと葉月だけが残って、葉月も身支度をして飲み会の会場に向かおうとしていた。

 

「えっと、私達も行かなくちゃ、ですね」

って葉月が言ったら、

「それじゃ、アナルプラグでも入れていきましょうか」

って蔵人さんが言った。

 

アナルプラグ…!

いつもの蔵人さんだったら、そういう中途半端なこと
(アナルプラグを入れて宴会に出るとか、お茶デートの時に飛びっ子つけさせるとか) はしないのに、
今日は珍しい発言。

でも、葉月にはその意味がわかっていたから、

「あ、そうですか。そうですよね…」

って、理由も聞かずにバッグからプラグを取り出した。

 

蔵人さんは必要じゃないことを葉月にさせない。
そう、この時は葉月はお尻にプラグを入れておく「必要」があったんだ。
これから始まる飲み会と、その後の二次会の後に、
お尻を使えるようにしておく必要が。


蔵人さんの声

「LとMと持ってきてますけど、どっちですか?」

「こっち」って蔵人さんが手に取ったのは
今まで3回くらいしか入れたことがないLの方。

「うわー。久しぶりだし、いきなりだし、入ると思うけどちょっと時間かかりますよ?」

でも、Mだと今の葉月には普通に入っちゃって慣らしにも何にもならない感じなので、
Lの選択は正しかったのかもしれない。

 

実はこのあとちょっとトラブルがあって、葉月が泣いちゃう場面とかがあったんだけど、
それは本筋とちょっとずれちゃうので別のところに書くとして、
とにかく葉月はお尻にLプラグを仕込んでから、蔵人さんと飲み会会場に向かったのだった。


蔵人さんの声

飲み会は楽しく盛り上がり、二次会のカラオケも賑やかに終了し、会はお開きになった。
来年までのお別れを惜しんでみなさんと握手したり挨拶したりして、
みなさんは駅の方に、葉月と蔵人さんはさっきまでのクンニ会会場だったホテルに戻る。
今夜は蔵人さんとあのお部屋にお泊まりだ。

 

みなさんとお別れしてホテルに向かいながら、葉月は携帯電話をバッグから取り出した。
「電話かけますね」と言っただけで「誰に」ということは言っていないのに、
蔵人さんは電話をかける相手をわかっているので「うん」って答えただけだった。

 

「…葉月です。今二次会終わったところなので、今からホテルに向かいます」

電話の向こうからは

「こっちもあと30分くらいで着けると思う」

っていう返事が聞こえた。

 

「30分くらいで来られるそうです」

「そうですか」

足早に歩きながら蔵人さんとそんな会話をする。

 

実はこの日、蔵人さんとお泊まりするホテルに、お客様を1人呼んでいた。
蔵人さんが葉月に、生まれて初めての3Pを経験させるために。

 

 

 

 

 

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