余波

 

 

蔵人さんはそれからすぐに葉月を俯せにして、
何かを確かめるように葉月の背中をサラッと一回、優しく撫でた。

 

はぁぁ〜〜っ!

 

全身に電気が走った。

 

あれだ、あの時の感じだ。
葉月がおまんこでイッた時、全身のどこを撫でられても感じた時の、あの感覚!

 

「え?なんで?葉月、イッてないのに…」

 

どうしてあの時と同じ状態になってるのか葉月にはわからなかった。
わからなかったけど、どこを触られても気持ちいい!

 

「あっ、あっ、あっ…、蔵人さん、気持ちいいです!」

 

この全身性感帯状態は、言葉ではうまく説明できないんだけど、
おまんこに挿入されてる時の気持ちよさとは種類が違う。
その触れてる部位だけが気持ちいいんじゃなくて、
全身に電気が走ってるみたいにぞわぞわぞわ〜〜って快感が響くって感じ。
甘くて切なくて、それでいてビンビンする。

 

蔵人さんは葉月の背中や腰や腕や腿や、いろんなところを撫でながら、
快感にむせぶ葉月を鞭で打ち始めた。

 

あっ!

 

痛いはずの鞭なんだけど、実際痛いんだけど、
その鞭の痛みも全身性感帯の葉月には激しい快感に感じる。

痛いのは痛い。
だけど、シラフの時に打たれてるのとは明らかに違う。
痛いのがおまんこに響くし、その気持ちよさが全身に回る。
ただ気持ちいいだけよりも強烈な快感。
でも痛いことは痛い。
よくわからない。

 

なんで?なんで気持ちいいんだろ?
もう挿入はしてないし、直接的に気持ちいいことは何もされてないのに。
どうしてこんなに鞭の痛みが全身に甘く響くんだろ?

葉月はその理由を一生懸命考えようとしたんだけど、無駄だった。

葉月が考えようとするのを遮るように、
蔵人さんは葉月の身体を撫でたり、鞭で打ったり、それを交互に繰り返していた。
されている葉月の方は、
撫でるのと鞭なんて、普通の状態なら絶対にこんなにならないはずの行為で、
もう全身ビクビク、ギャーギャーわめいて、
しかも気持ちよくて泣いているという、変な物体に成り下がっていた。


蔵人さんの声

蔵人さんのことを凄い人だな、とは思っていたけれど、
この時ほど「凄い」って思ったことはない。
前半の葉月は本当に「今日はごめんなさい」状態だったんだ。

葉月は今まで数々のダメ経験をしてきて、その状態から盛り返したことはなかった。
ダメな日はダメって、そういうものだと思ってた。
蔵人さんは葉月のそういう「ダメ状態」を読んで、完璧に切り替えてきた。

 

蔵人さんって、いつもは「のへ〜〜っ」としていて癒し系なのに、
突然ジェットコースターに変身するんだよなぁ。

葉月はそんな蔵人さんに完全に酔ってしまった。
この酔いは当分醒めないなぁ。

 

 

 

 

 

 

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