気まずい空間

 

 

 

この後はお風呂だった。

実はこの日、葉月はまたしても便秘気味。
前の日からうんちが出ていなかった。

前のデートの時うんちが気になって気持ちよくなりきれなかった経験があるので、
葉月はこの日、不本意だったけどイチヂク浣腸を持参してきていた。
けなげとも言えるし、自分が気持ちよくなりたいため、とも言う(笑)。

 

蔵人さんは先にお風呂に入っていたので、葉月はイチヂク持参であとからバスルームに入り、
これまた不本意だったけど蔵人さんにイチヂクを渡して

「浣腸してください」

とお願いしながら四つん這いになる。

 

「1本でいいんですか?」

「充分だと思います」

葉月は浣腸に弱いので1本でも多いくらいだ。
さらに原液だと濃過ぎるので薄めて使いたいくらい。

 

「このイチヂクの空き容器にお湯入れて、お尻に入れられますかね?」
葉月は聞いてみた。

「できるんじゃないでしょうか」

「それじゃそれ、お願いします」

葉月の方が指示を与えちゃって、これじゃ蔵人さんは浣腸奴隷だよ。(わはは、ごめんなさい)

葉月はイチヂクを入れてもらってからもう一度蔵人さんにお尻を向ける。

 

だけど、蔵人さんたらなかなか次のお湯を入れてくれない。
あーん、早くも先に入れたイチヂク効果でうんち出る出る気分。
早くして欲しいよぉ。

蔵人さんは空き容器にお湯を入れてくれてるはずなんだけど、
こんなに時間かかるもんだろうか?
洗面器にお湯入れてスポイトみたいに吸い上げればすぐなんじゃないの?

不審に思って振り向くと

「あれ?」
なんだかわざとゆっくりやってません?

んもー、こっちは切羽詰まってるんだから、そういうの、やめましょうよぉ、
早く入れてくださいよぉ。
「そういうプレイ」じゃないんですから〜〜。


蔵人さんの声


蔵人さんは笑いながらお湯を注入してくれて、葉月は入れ終わった途端にトイレにダッシュ!
無事に排便成功で、その後ウォシュレットで自己洗腸作業♪

さっぱりしてお風呂に戻った時には蔵人さんはちょっとのぼせてた。(笑)

 

 

さて、ここからが本番、ということになるんだけど、
この日はなんだか葉月のノリが悪かった。

気持ち的にはノリノリなんだけど、身体がどーも思うように反応しない。
気持ちいいんだけど、いつものようにトロトロ状態にならない。
葉月はなんとなく嫌な予感がしてた。

 

蔵人さんは葉月を四つん這いにさせて、
おまんこのビラビラに竹ピンチをつけたりして虐めモードになっていた。

お尻に性感アナルクリニックを挿れてもらったくらいまでは気持ちよかったんだけど、
そこから先は下り坂だった。

アナルクリニックも、「今日はなんだかキツイな…」っていう気はしてた。
前のお泊まりデートの時はお尻には何もしなかったしなぁ。
便秘気味だったこともあって、お尻が固くなっちゃってたのかも。

でも、「慣れてくれば大丈夫」って思っていたんだけど、
その後アナルクリニックが抜かれてピンクのタダバイブに挿し替えられた時にお尻に痛みを感じた。

 

あれ?あれ?いたたたた。今日はやっぱりなんだか痛いなぁ…

 

それまでは気持ちよかったんだけど、お尻の痛みで快感は急下降。
葉月の喘ぎ声は出なくなり、「うーうー」という痛みを堪える声になる。

とうとう葉月は「蔵人さん…痛いですぅ」ってギブアップをしてしまった。
蔵人さんはお尻のバイブをすぐに抜いてくれたけど、
葉月のテンションはそこからどうしても復活できなかった。

 

ダメだった…。
気持ちよくなれなかった…。
せっかくしてもらってたのに、思うように反応できなかった…。

 

そんな落ち込み感もあったし、
せっかく時間を作ってくれた蔵人さんに対して申し訳ない気持ちもあったし、
ずっと忘れていた「お尻って痛いところだったんだ」っていうことを
思い出しちゃったこともかなりショックだった。

 

蔵人さんは葉月のおまんこを触ってくれたりしたけど、
一旦こうなってしまうとそれもなんだか痛くて苦痛…。
何をされても感じない。
感じてるフリなんてしても蔵人さんにはバレバレなのでそんなことできない。
蔵人さんも葉月の反応が悪いことはとっくに気づいてるはずだ。

 

気まずい…。
どうしよう???

 

実は葉月はこういう状態になることが初めてじゃない。
少し前までは自分のことを不感症だと思っていたくらいなので、
うまく行った時で「今日はちょっと気持ちよかったよ」ってな程度。
こうやってどっちらけちゃうことは以前は「割と普通」だった。

だけどここ数年、そういう状態になることはほとんどなくなってきていて、
それを一番嬉しく思っていたのは葉月自身だったんだ。
そういう流れがあったので、葉月は再びこういう状態になっちゃったことが余計にショックだった。

 

相手が蔵人さんでもこういう風になっちゃうこともあるんだな。
ってことは相手の人が下手だからとかじゃなくて、やっぱり葉月側の問題なんだよな。

気まずい雰囲気の中で葉月はどっぷりと自己嫌悪に浸っていた。

 

「ごめんなさい、蔵人さん。今日はなんだか気持ちよくなれません」

「まぁ、体調とかいろいろで、こういう時もありますよ」

 

体調かぁ…。

便秘気味だったこととかもそのひとつかな。
それもちゃんと体調管理できてなかった葉月の責任だよなぁ。
葉月はまたまた自己嫌悪&申し訳ないモード。

だって蔵人さんが今日のデートのために凄く無理してくれたのはわかってるもん。
葉月の方が無理矢理おねだりしたみたいなものなのに、この反応の悪さはどうなのよ?

 

あーもう、何をどう考えても凹み凹み、超凹み!

 

蔵人さんは黙って天井を見ながら何か考えてるみたいに見えた。
葉月はどうしていいかわからなくて泣きたい気分だった。

しばらくはベッドの上で二人で並んで気まずい時間を過ごしていたけど、
テーブルの方に移動してお茶タイムにしたんだったかな?
とにかくこういう状態になってしまったら復活は不可能。
それは今までの経験からわかっていることなので、葉月は完全諦めモードになっていた。


蔵人さんの声

 

 

 

 

 

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