試し撮り

 

 

お部屋に着いてすぐに買ったばかりのカメラのバッテリーを充電しておいたので、
気がつくと充電ランプが消えていた。

「動画の試し撮りでもしてみますか?」
って蔵人さんが言い出した。

「そうですね、ちょっと撮ってみましょうよ〜♪」
こんな小さなカメラでどのくらいの動画が撮れるものだかね。

 

テスト撮影のお題は「鞭打ち」に決定。
(なんでそうなるんだよ?とほほ)

「いいですよ。女優葉月、頑張りますよ!」
と、いきなり女優根性でやる気満々の葉月。

「映らないと思うけど一応気分だけ」
って蔵人さんが言って、首輪と手枷足枷をつけてくれた。
手と足は鎖で繋がれてる。
ちょっと本格的になってきたのでビビる葉月…。

 

「これってテストですよね?」

「テストですよ♪」

「そうですよね、ちょっと撮ってみるだけですよね?(と自分に言い聞かせる)」

 

蔵人さんが、もらったばかりの「ボ撮るんです」にカメラをセットする。

「あれ?固定ですか?片手で持って撮りながら叩くんじゃないの?」

「だって片手じゃ鞭打てないですから(笑)」

って、おい。
テストでやってみるだけなら片手だってできるだろー。
本気でやる気じゃないだろうね?(ちょっと嫌な予感)

 

 

そんなかすかな不安は女優根性で吹き飛ばし、いよいよ撮影開始。
蔵人さんの鞭が葉月のお尻に飛んでくる。

ペシッ!

うわっ、痛っ!
蔵人さんが手加減して打ってくれてるのはわかったけど、
それでもこの鞭、かなり痛い。

はじめのうちは「ぎゃー」とか「びゃー」とか言っていたけど、
鞭はだんだん強くなってくる。
マジで痛いと声って出なくなる。
打たれたところが焼けるように痛い。

 

痛いじゃないのよ〜!これのどこがテストなんだよ〜!

 

葉月はまるっきり「素」の状態で、気持ちいいモードとか被虐モードには全然なってないんだぞ。
痛いだけ、ただ堪えるだけだ〜〜〜!

たった2分間の鞭打ち撮影で、葉月はすでに涙目に…。
あーうー、痛かったよぉ。
ただ痛いだけだったよぉ。

 

「でも蔵人さん、女優葉月、最後まで頑張りました♪」

葉月の中では「さぞ迫力ある鞭打ち動画が撮れていることだろう」と、
偉業を成し遂げたような満足感があった。

 

でも…、カメラで再生してみてガックリ。
なにこれ〜〜。
鞭的には全然迫力ないじゃないのよ〜〜。
あんなに痛かったのにこんなヘロヘロの打ち方だったのかぁ。
これね、かなりショックだった。


蔵人さんの声

というわけで、公開用に撮ったんじゃないテスト動画ですが、一部をちょっと公開してみます。
容量の関係で画質もサイズも小さくしてありますが、雰囲気だけ伝わればと。(笑)
下の画像をクリック、もしくは右クリックでデスクトップに保存して再生してみてください。

 

QuickTimeムービー(.MOV)です。
再生するにはQuickTimePlayerが必要です。
QuickTime 7 Player (Mac&Windows)で動作確認済み。見られない方はごめん。
約1.2MB 38秒です。

 

 

 

あまりのへなちょこさにみなさんの失笑を頂戴したと思いますが(とほほ)
でもここでひとつ言い訳。
この鞭ね、マジで痛い鞭なのよ〜!
画像撮ってあります。


蔵人さんの声

先の方の厚みと角張ってるところ、わかる?わかる〜〜?
ひらひらしてる革製のバラ鞭じゃないってことだけはちょっとわかって欲しいのよね〜〜。

 

この日のデートの最後に、葉月は蔵人さんに聞いてみた。

「さっきの鞭、手加減してくださってたのはわかりましたけど、
あれで蔵人さん的には100のうちどのくらいだったんですか?」

「う〜ん…30%くらいかな」

「げげっ!あれで30%ですか!(とほほ、凹む葉月)」

でもそうだよなぁ、何回見ても「思いっきり叩いてる」って感じはしない。
葉月は蔵人さんをなかなかスカッとさせてあげられないなぁ。

 

動画って、「己を知る」いいツールだったりするわね。

 

 

 

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