不思議な実験【3】

 

 

 

「嫌なことと凄く嫌なことを同時にされれば、凄く嫌なことの方が優先されちゃうものですよ!」

葉月は勝ち誇ったようにそう答えていた。

 

「そうですか、嫌なことね....それじゃ次の実験に行ってみましょう」

蔵人さんは余裕でそう言って、葉月をまた俯せにさせた。

 

今度は蔵人さんが東急ハンズで仕入れて来たと言う「竹製の洗濯バサミ」が登場してきた。
竹のって、葉月が持っている木製のものよりも固くて痛い。
それは前もってチェック済み。
蔵人さんもそれはわかってるはずなのに、恐ろしいものを購入してくる人だなぁと思っていた。
まぁ国産のプラスチック製のじゃないだけいいけど...。

その「痛い」竹製のピンチを、なんということか葉月のおまんこのビラビラに予告もなくつけてきた!

 

うっぎゃぁ〜〜〜〜、これ、マジ痛い!!!

 

「アイタタタタタタ!!!」

挟まれ系のお道具で、こんなに痛いのって初めてだ。
痛いというより焼けるように痛熱い!(←「いたあつい」と読む)


蔵人さんの声

「痛いですか?」

この冷静なしゃべり方がムカつく。

これだけギャーギャー言ってるんだからもっと動揺しろよ〜〜!って思いながら

「イッタイですよ!!!マジ痛いです〜〜〜!」

と葉月は怒り口調で答えていた。

 

「そうですよね」

って、蔵人さんは平然としてる。

なんなんだよ〜〜、この痛いののどこが「実験」なんだよ〜〜!

葉月がこんなに痛がっているのに蔵人さんはゆったりとローターを取り出して
それを葉月のクリトリスにあてがった。

 

あっ、と思ったけど、それはそれで気持ちいいのよね。
気持ちいいし、うん、やっぱりローターは気持ちいい。

あ〜、気持ちいいのよね〜〜、あ〜んあ〜ん.....などと
葉月は自分の得意分野であるその気持ちよさにだんだんのめり込んでいった。


蔵人さんの声

そしてしばらくすると蔵人さんはローターを止めて、葉月にまたこう聞いた。

「どうだったですか?」

まったく嫌なヤツだって思った。
気持ちよくなってたのは見てればわかるだろ〜〜。

でもローターは気持ちよかったけど、竹ピンチの痛みを忘れるほどじゃなかったぞ。
痛いのはずっと痛かった。

ふふん、痛さを忘れるほど葉月が快感に没頭するかと思ってたのかも知れないけど
蔵人くんの予想した実験結果は得られなかったようだね、残念!

 

って葉月が勝ち誇ったように考えていると、蔵人さんは葉月を振り向かせて
おまんこから外した竹ピンチを葉月に差し出して

「これ見てください♪」

って言ったんだ。

「なんですか?」

って葉月が顔を寄せて見ると、

 

「えっ、え〜〜〜〜〜?これ何〜〜〜〜〜????」

 

葉月は超ビックリ仰天してしまった。

葉月のおまんこから外した竹ピンチには、ダラ〜〜〜ッと20cmか30cmくらい、
粘度のある透明な液体が垂れていて、その先には「いなかっぺ大将」のダイザエモンの涙のような
(わかる人にはわかる表現)丸い滴がくっついていて、汁の下でぼよんぼよんしている。

 

「ななな、なんですか?これ!」

「さぁ、なんでしょうねぇ(にっこり&満足げ)」


蔵人さんの声

葉月は少し前まで自分が不感症だと思っていたくらいだし、
気持ちよくなってる時でも「自分は濡れない方」だと思っていた。

それでもまぁ多少は濡れてくるんだけど、
こんなぼよんぼよんする液体を垂れ流すことなんてなかった。

 

「どどど、どうして?だって痛かったんですよ?」

「でもこれだけ垂らすってことは感じてたんじゃないんですか?」

 

あぁぁ〜〜、こういうことを言う時の蔵人さんのSっぽい顔に葉月は参るんだ。
「とほほほほほ〜〜」な気分になる。


蔵人さんの声

「それから」

「はい?」

「お尻はどうだったですか?気持ち悪かったですか?」

「あ!」

また言われて気付いたけど、全然気にならなかった。
完全に忘れてた。

 

「気にならなかったです.....」

葉月は敗北感と共に正直に言った。


蔵人さんの声

「おかしいですねぇ。さっきはもっと痛いことをされたから気にならなかったんでしたよね?
でも今度のは気持ちいいことですよね。それでもわからなくなっちゃうんですねぇ」

あ〜、もう何とでも言ってくれ!って気持ちだ。
この時の葉月は気持ち悪いことと痛いことと気持ちいいことがごちゃごちゃになって
自分の感覚がよくわからなくなっていた。

 

それにしても...このお汁...こんなの初めてだ。

「あっれ〜〜?おっかしいなぁ〜〜〜〜?」

竹ピンチは本当に痛かったんだ。
すっごく痛くて痺れるような感覚はずっと続いてた...と思う。
ローターは、いつも使ってるローターで普通のやり方でされてただけだ。
気持ちよかった....いつもと同じように....
でも、いつもとは何か違ってた。
総合的に考えていつもより深くて強い気持ちよさだった、かも。
痛かったのに。

葉月は自分の体に起こったこの不可解な現象が不思議でならなかった。
どうして葉月はあんな、ぼよんぼよんのお汁を垂らしちゃったんだろう???


蔵人さんの声

「ね?おもしろいでしょう?」

蔵人さんは、簡単な手品を見せて、子供が驚いている様子を見て楽しんでいる親のような顔をして
葉月がビックリしているのを楽しんでいるようだった。

「人間の感覚なんて騙されやすいものなんですよ」

って蔵人さんは種明かしをするように葉月に教えてくれた。

 

「さっきのローター、ただローターだけをするよりも気持ちよかったでしょう?」

「はいぃ、そうかも」

「それはね、竹ピンチが痛かったからですよ。あの竹ピンチは痛くなくちゃダメだったんです」

「はぁ〜〜〜」


蔵人さんの声

本当に痛かったし、本当に気持ちよかった。
(上手く説明できないよ〜)
葉月は自分で自分の体がわからなくなっていた。

そう、あの時も不思議だったんだよなー。
五月さんにローソクで気持ちよくしてもらった時。
あの時の感覚と同じだ。

最近、よくあるんだよね、こういう感覚。
痛いはずなのに痛いだけじゃない。
嫌なはずなのに一時的に嫌じゃなくなっちゃう。

どーもなんだか騙されているような、誤魔化されているような気分になる。

葉月はキツネに摘まれたような、不思議な気持ちに包まれていた。


蔵人さんの声

 

 

 

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