不思議な実験【2】

 

 

 

アナルプラグを「気持ち悪いですか?」と聞いてくる蔵人さんに
「はい、常に!」と答える葉月。

「常にね。それじゃちょっと実験をしてみましょうか」

蔵人さんはそう言って葉月を四つん這いのような姿勢にして上半身はベッドにもたれかかるようにさせた。

 

「お尻、気持ち悪いんですよね?」
「き、気持ち悪いですよ」

葉月は何が始まるんだろうって思ってビクビクしてたけど、

「何をされても気持ち悪いもんは気持ち悪いんだよ〜!」

って思って正直に本当のことを言っていた。

 

蔵人さんは鞭を取り出して、床に叩きつけるように試し打ちを始めていた。

「え???鞭〜〜???」

葉月のために蔵人さんが買ってくれたバラ鞭は、ゴム製で厚みがあって
シロウト葉月にも「こりゃ〜痛いわ!」ってすぐにわかるシロモノ。

蔵人さんの試し打ちは「ビシ!」なんてもんじゃない、「バス!」なんてもんじゃない、
強いてカタカナで表現するなら「ドス!」っていうような凄い音!

この時点で葉月は「ひぇ〜〜〜!ひぇ〜〜〜!」状態だ。(泣)


蔵人さんの声

そんな葉月のビビりまくりの様子を見て、蔵人さんは

「大丈夫ですよ。葉月さんが痛いの苦手なの、よく知ってますから♪」

などと嬉しそうに言っていた。

苦手とか得意とか、そういう種類の話じゃないんだよ〜!
そんな鞭で本気で叩かれたらどんなに得意な人でも病院行きですよ!
って腹立ち半分で内心思ったけれど、口には出せなかった。

 

それに、そうだよね、初心者相手にそんなに急にダメージ強いことしないよね?
っていう「信じる気持ち」があったから。(ははは)

蔵人さんは本当に試し打ちほど強くはしなかったけれど、
それでもおニューのバラ鞭は相当痛かった。
軽〜〜く打った初めの一発で、「あ、この鞭は痛い鞭だ」ってすぐにわかった。

ゴムの厚みがあって、そのゴムの先が角張っているので
どんなに弱く打ってもその角が皮膚に刺さるように痛い。

うっわー、やばー!
この痛さは葉月のへなちょこレベルをとっくに超えてる!


蔵人さんの声

そんなことを考えながら蔵人さんの鞭を数発我慢しながら耐えてると、
蔵人さんは手を止めて

「どうですか?」

ってまた聞いてきた。

「痛いですよ、痛いに決まってるじゃないですか〜!!!」

葉月は涙目で「どーしてこんな痛いことするんですか〜!」的な口調で蔵人さんに訴えた。

「痛かった、それだけ?」
「痛かったですよ」
「お尻のことは気になりましたか?」

「え?....あ!」


蔵人さんの声

言われて初めて気付いたけど、確かに鞭で叩かれてる間はお尻の気持ち悪さなんて忘れてた。
っていうか、そんなことを気にしてる余裕はなかった。

「でもね、蔵人さん。それは当たり前ですよ。
鞭の方がお尻の違和感よりもずっと刺激が強いんですから、
痛いことされれば違和感程度の弱い刺激はぶっ飛んじゃうのは当たり前です!」

我ながら本当にそうだと思った。

「嫌なことと凄く嫌なことを同時にされれば、凄く嫌なことの方が優先されちゃうものですよ!」

葉月は勝ち誇ったようにそう答えていた。


蔵人さんの声

 

「そうですか、嫌なことね....それじゃ次の実験に行ってみましょう」

蔵人さんは余裕でそう言って、葉月をまた俯せにさせた。

 

 

 

 

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